中古で日産・オッティを買うならこの車種がオススメ!

日産・オッティは、三菱からOEM供給を受けてeKワゴン/eKスポーツの日産版として2005年6月に販売が開始されました。
日産の軽自動車としては、モコ、クリッパーに続く第3のモデル。
「SHIFT_convenience 使いやすさをシフトする」というコンセプトを掲げ、日常使いのしやすさを強調しています。
eKワゴン/eKスポーツのバッジエンジニアリングとして登場

シンプルな2ボックススタイルでデビューした初代オッティは、「ちょうどいいパッケージ」と「工夫いっぱいの、かしこい収納」というキーワードで訴求し、男女や年齢を問わず幅広い層をターゲットに据えていました。
初代は、2005年6月に発売。基本的なデザインやカラーなどは、供給元である三菱eKワゴン/eKスポーツと大差はなく、いわゆるバッジエンジニアリングによるモデルです。
全高を1550mmに抑えることで、機械式立体駐車場に入庫できるほか、広いキャビンやラゲッジを備え、スクエアなフォルムと直立したガラスエリアによる開放感の高さも印象的でした。

パワーユニットは、NAエンジンのほか、ターボエンジンを設定。
トランスミッションは、5MTのほか、コラム式の3AT、コラム式のフルレンジ電子制御4速ATが用意されていました。
駆動方式は、2WDと4WDから選択できます。
初代は、供給元であるeKワゴン/eKスポーツがフルモデルチェンジを受けたことで、1年強という短期間でモデルライフを終えています。
なお、初代は、販売期間が短かったことに加えて、デビューから17年ほどの年月が経っていることもあり、中古車市場でのタマ数は少なめ。
その中でも走行距離が短いモデルも散見されますので、街乗り中心であれば検討する価値はありそうです。
子育て世代やお年寄りがいる層にうれしい、助手席側のスライドドア仕様も用意

2代目は、2006年10月に登場しました。
「SHIFT_ 365days」軽で毎日をシフトする「ママの毎日をサポートする、機能的で使い勝手抜群のかしこい軽へ。」というコンセプトからも分かるように、母親や子育て世代に訴求しています。
初代と同様にスクエアな姿を基調に、モダンで洗練された雰囲気が漂います。
2006年12月末に、助手席側がスライドドアになる「リモコンオートスライドドア」グレードを設定しています。
初代と同様に、「S」、「E」、「M」は全高を1550mmに抑えることで、機械式立体駐車場に対応。

一方、エアロ系グレードの「RS」、「RX」は、スポーツラジエーターグリル、サイドシルプロテクター、クリアタイプLED式リヤコンビランプなどを備えていました。
また、インテリアは、運転席側に配置されたセンターメーターによる視界の良さ、フルフラットが可能なフロントシート、5:5分割式のリクライニング可能なリヤシートなどを備え、開放感と利便性の高さが特徴です。
パワートレーンは、NAとターボエンジンを用意し、5MTのほか、3AT、フルレンジ電子制御式4ATを設定。
駆動方式も初代と同様に、2WDと4WDから選択できます。

タマ数の多さ、世代的にもより新しい2代目がオススメです。
変速フィールを考えると3ATよりも当然ながら4ATの方が洗練された走りを実感できるはず。
また、平坦な市街地だけでなく、山道や郊外路、高速道路も走るのであればターボエンジン搭載車が無難でしょう。
2代目の「RX」、4WDの「RX FOUR」には、パフォーマンスロッド(RXのみ)とリヤスタビライザーが備わり、ハンドリングの良さも享受できます。
走りを重視するのなら「RX」系がオススメ。さらに、供給元である三菱eKワゴン/eKスポーツも合わせて探すと選択肢が格段に増えます。
なお、衝突被害軽減ブレーキなどの先進安全装備は設定されていません。