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人とは違う、ハズしの美学。コスパ重視の中古車選びは、ひと世代で消えたモデルを探せ

レクサス CT200h マイナーチェンジ後モデル

クルマとしての完成度は高いにもかかわらず、時代に合わなかったり、流行がほかのカテゴリーへ移ったりで、販売が振るわずに1代限りで消えてしまったモデルがあります。

それら不遇なクルマは、世間一般には不人気車に分類されるので、中古車市場では比較的安価で取り引きされているという側面があります。

不人気車ゆえに市場でのタマ数は少ないものの、コスパで見れば、性能が価格を上回っているお買い得品です。そんなおすすめを、5台ピックアップします。

Chapter
6人乗り仕様の3列目は狭いが荷室の広さが光る、ホンダ ジェイド
現在では貴重なスタイリッシュ2ドアクーペ、プジョー RCZ
超が付くスーパーハイトワゴンのダイハツ ウェイク
スバル エクシーガはクロスオーバー7と合わせて探したい
身近で取り回ししやすい高級ハイブリッド、レクサス CT
まだまだ掘り出し物があるはず

6人乗り仕様の3列目は狭いが荷室の広さが光る、ホンダ ジェイド

ホンダ ジェイド(2018)

2列シート5人乗りと、3列シート6人乗りを設定していたホンダ ジェイドは、ワゴンあるいは、背の低いミニバンという立ち位置でした。

販売は、2015年2月から2020年7月まで。美点は、全長4,660mm×全幅1,775mm×全高1,530〜1,540mmの比較的コンパクトといえるサイズに、1,550mm以下の高さ制限のある立体駐車場などにも入庫できる機動力の高さ。

荷室も広く、5人乗りは440L、6人乗りは通常90Lですが、最大時は約440Lまで拡大できます。

ジェイドは、2列シート車か3列シート車か、パワートレインは1.5Lガソリンかハイブリッドかを選択する必要があります。

現在では貴重なスタイリッシュ2ドアクーペ、プジョー RCZ

プジョー RCZ

プジョー RCZは、全長4,290mm×全幅1,845mm×全高1,360mmというコンパクトな2ドアクーペとして2010年5月に発売されました。

AピラーからCピラーまでつながったアーチ型の「アルミナムアーチ」と、正面から見ると2つのコブような「ダブルバブルルーフ」が特徴的で、スタイリッシュな外観が美点です。

フロントに搭載されるパワートレインは、1.6Lガソリンエンジンに、6ATもしくは6MTの組み合わせ。駆動方式はFFのみです。

室内は、典型的な2+2で、申し訳程度といえるリアシートは長時間の移動には向いていません。

コンセプトカーの「308RC Zコンセプト」を市販化させただけに、デザイン面ではチャレンジングでしたが、乗り手を選ぶのも事実です。

超が付くスーパーハイトワゴンのダイハツ ウェイク

ウェイク画像01

ダイハツ ウェイクは、2014年11月に発売され、2022年9月に販売を終えました。

ボディサイズ は、軽スーパーハイトワゴンのなかでも頭ひとつ背が高い全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,835mmというもので、室内は見上げるほど高い天井と荷室の広さが美点。いっぽうで全高が1.8mを超えため、横風安定性や山岳路などでのコーナリングは得意とはいえません。

大開口部と余裕十分の荷室高も長所ですが、「G」と「G・SA」グレードには上下2段調節式のデッキボードを装備して、荷室を上下に分けた有効活用も可能としています。

中古車市場の平均価格(2026年2月中旬時点)は約90万円で、100万円前後で買える物件が豊富に揃っています。

スバル エクシーガはクロスオーバー7と合わせて探したい

スバル エクシーガ クロスオーバー7

ロールーフの3列シート7人乗りミニバンであるスバル エクシーガは、2008年6月のデビューです。

パワートレインは、2.0Lと2.5Lの水平対向4気筒で、2.0Lにはインタークーラーターボ版も用意。駆動方式は、AWDをメインにFFも選ぶことができました。

このエクシーガは2015年3月まで販売され、2015年4月の大幅改良を機にSUV的要素をプラスしたエクシーガ クロスオーバー7に進化。2018年3月まで販売されました。

気になる3列目は足元空間が確保されたいっぽうで、窮屈な乗降姿勢になり、頭上空間や開放感の高さでは背高系ミニバンにはおよびません。

3列目を非常席と割り切り、普段は3列目を床下格納してワゴン的に使うことがベストです。

タマ数も少なくなりつつあるエクシーガの中古車は、クロスオーバー7も合わせて探したいところです。

身近で取り回ししやすい高級ハイブリッド、レクサス CT

レクサス CT200h マイナーチェンジ後モデル

2011年1月に1.8Lハイブリッド専用車としてデビューしたレクサス CT(CT200h)は、2022年11月まで販売されるというロングライフモデルでした。

全長4,355mm×全幅1,765mm×全高1,450mmというサイズで、5.0〜5.2mの最小回転半径により取り回しの良さが美点です。

現在の中古車平均価格は約150万円ですが、ロングライフであっただけに、全体では45〜350万円と価格にばらつきがあります。

2014年、2017年にマイナーチェンジを受け、2017年には先進安全装備が全車に標準化されています。

まだまだ掘り出し物があるはず

ホンダ ジェイド(2018)

ほかにもホンダ グレイス、ホンダ シャトル、トヨタ カローラ ルミオンなど1代限りで終わったものの、クルマとしての出来は決して悪くないモデルがあります。

ネームバリューやリセールにこだわりがないという方は、こういったモデルを積極的に選ぶことが幸せなカーライフへの第1歩かもしれません。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

自動車雑誌、モノ系雑誌の新車担当編集者を約10年務めた後に独立し、フリーランスライターとしても10年が経過。
自動車雑誌、ライフスタイル雑誌、Web媒体などで新車試乗記事やカーナビ、カーエレクトロニクスなどの展開している。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

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