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ミツオカの関連情報
光岡自動車は中古車ディーラー、輸入車ディーラー、カスタムカーメーカーにして日本で10番目に誕生した自動車メーカー。1994年、ニアセブンの一種である「ゼロワン」を開発、1996年にこれが型式認定され光岡自動車は正式に自動車メーカーとなりました。そのほか、ゼロワンの兄弟車である「ゼロワンクラシックタイプF」、そして2006年に発売した「オロチ」が型式認定されています。これ以外のミツオカブランドの車種は大手メーカー製の自動車の内外装を変更したカスタムカー、またはミニカー登録の近距離用コミューターです。ミツオカのカスタムカーは、クラシック風のフロントマスクやテールエンド、車種やグレードによってはウッドパネルや本革内装等により雰囲気を主としてカスタムしたものが多いのが特徴です。
車種名称は日本語を用いることが大半で、主として型式はベース車のものそのままです。廉価モデル等では内装はベース車そのままのこともあります。ミツオカはこの手のカスタムカーメーカーとしては年数・台数とも実績があり、一定の評価を得ています。ミツオカは同じ名前の車種で代により車格が異なることがあり、中古車として求める場合には下調べを要すると言われています。
ビュート・キュート
初代モデルは1993年にデビューしました。車名は「美しく遊ぶ人」という意味です。(英語表記は「viewt」)モチーフとなったのは50-60年代のイギリス、ジャガーの名車「マーク2」。ベースとなったのは日産・マーチの二代目モデル。K11型マーチの丸いルーフラインとシンプルなサイドビューを活かし、巧みに前後のスタイルを変更することによりジャガー風に仕立てています。K11マーチと同じく1000ccと1300ccがラインナップされ、それぞれATとMTを選択する事ができました。1997年にはベースとなったマーチにカブリオレが追加されたのに伴い「ビュート・コンバーチブル」を追加設定しました。
ビュートコンバーチブルはクローズドモデルと異なり、リアエンドはベース車ほぼそのままでした。同時に3ドアおよび5ドアのハッチバックモデルも追加設定され、こちらもリアエンドはベース車ほぼそのままでした。その後はマーチのモデルチェンジに追従し、2005年にK12型をベースとした二代目に、2012年にはK13型系マーチをベースとした三代目となりました。
二代目ビュートからはハッチバックモデルが切り離され、「キュート」と名付けた別車種となりました。車名は「喜び遊ぶ人」と、英語の「cute」のダブルミーニングです。二代目ビュートと同じく日産・マーチK12型をベースとしています。
リョーガ
車名は日本語の「凌駕」が由来とされています。初代モデルはP11型の日産・プリメーラをベースとし、1998年にデビューしました。ベースのプリメーラに設定のあったワゴンもあります。プリメーラがP12型となりシルエットが大きく変わるとリョーガはこれに追従せずベース車を変更しました。ひとまわり小さな日産・サニー(B15型)にベース車を変更し2001年、二代目リョーガとして発売しました。
ヌエラ
ヌエラの名は「new era(新しい時代)」という英語が由来です。ミツオカには珍しく日本語を当てていないネーミングでした。初代モデルは2004年、ホンダ・アコードをベースとして発売しました。新車としてのラインナップは2000cc~2400ccの通常のモデルですが、後に「認定中古車(ミツオカ独自の制度で通常の中古車販売ではない)」として「ヌエラ・ユーロR」や「ヌエラ・ワゴン」が作られたことがあります。「ヌエラ・ユーロR」は「お遊びで作ってみた」と語られており、おそらく一台のみのスペシャルでたいへん希少性が高いものと考えられます。
アコードがモデルチェンジし、ボディが大型化するとヌエラはベース車を変更しました。リョーガの例と同じくひとまわり小さな車種となります。この際、混乱を避けるためか「ヌエラ6-02」と名前を変更しています。二代目ヌエラはE140型カローラをベースとし、セダンはカローラアクシオを、ワゴンはカローラフィールダーをベースとしています。
ガリュー
1996年、日産・クルーサルーンをベースにデビューしました。他のミツオカ車とは異なり、二代目モデルが発売されても2001年まで併売されていました。ストレッチリムジン仕様も少数ですが製造され、全長は1.74m延長され6.6mとなり、ドアは6枚でした。二代目モデルは初代併売の関係上「ガリューII」を名乗り1999年に発売、2004年まで生産されました。ベースとなったのはY34型の日産・セドリックまたはグロリアとされています。エンジンはセドリック/グロリアのVQ25DD型V6 2500ccとVQ30DD型V6 3000ccです。初代と同じくリムジン仕様も受注生産として設定され、全長は6.36mでした。
セドリック/グロリアの廃番に伴いガリューは「ガリューIII」としてベースをY50型フーガに変更しました(2005年に発売)。エンジンはVQ25DE型V6 2500ccとVQ35DE型V6 3500ccです。ガリューIIIでは4WDモデルも選択出来ました。2010年に生産が終了しています。
2008年、「ガリューIII」のホイールベースを500mm延長した「ガリューリムジンS50」が発売されました。同時に外装がフーガのままの「ミツオカリムジンS50」も設定されました。
ガリューシリーズの異色の存在として2007年発売の「ガリューIIIコンバーチブル」があります。これは名前は「ガリューIII」と似ていますが、車としての関連性はなく並行輸入のフォード・マスタングコンバーチブルをベースとしています。このため左ハンドルであり、メーターはマイル表示です。
2010年、ガリューは二代目日産・ティアナをベースとした四代目にモデルチェンジしました。名前は数字は付けない「ガリュー」に戻されました。ベース車と同じく2500ccと3500ccモデルがあります。このガリューの系譜と並行して「ガリュー2-04」というモデルも設定されました。ベースはE140型カローラアクシオおよびカローラフィールダーとされています。また2010年には「ガリュー2-04」の内装を豪華にした「ガリュー・クラシック」を追加しました。両車とも2008年からE140型カローラ系が生産終了となる2012年まで販売されました。
ドゥーラ&ラ・セード
ドゥーラは1991年、フォード・マスタングをベースに戦前のアメリカ車風を再現したスタイルで発売されました。これに続きラ・セードは1996年にS13型シルビアをベースとし500台限定で発売され、ドゥーラよりもベース車を身近な車種としたことで価格とメンテナンスコストを下げながら、ベース車そのままの外装部分が非常に少なく完成度が高いとして当時大きな話題となりました。S13初期型と同じCA18DE型エンジンを搭載し、シルビアにはあったターボはラインナップされませんでした。
シルビアがS15型となると2代目ラ・セードを発売。エンジンはSR20DE型となりやはりターボはラインナップされていません。ベースのシルビアには存在したヴァリエッタをベースとしたコンバーチブル仕様も有名ですが、これは第35回東京モーターショーで参考出品されたのみで市販はされていません。
オロチ
オロチはミツオカオリジナルの車種であり、ベースとなった車種はありません。(2006年発売)自社製のフレームに構築されたFRPボディは全長×全幅×全高は4560×2035×1180mm。日本車ばなれした低さと幅広さ、スーパースポーツらしいエンジンスペースの長さでまさにスーパーカーのプロポーションです。
この堂々としたボディにトヨタの3MZ-FE型V6 3300ccエンジンにアイシンAW製5ATを組み合わせミッドシップに横置きしています。動力性能は十分以上で、普通の車よりはパワフルで速いが決して飛び抜けた性能という訳ではありません。開発車自身この車を「ファッションスーパーカー」と定義付けており、スーパーカーの優越感と雰囲気を味わいながら、日常の足として使えることを狙ってます。ブレーキはホンダ・レジェンドから、ステアリングはスズキ製、内装の一部をロードスターから流用しています。
しかしこうした細かい流用は少量生産のスーパーカーやスポーツカーにはよく見られることであり、例えばランボルギーニ・ディアブロの後期型のヘッドライトはZ32型日産・フェアレディZから、ロータス・エスプリ後期型のテールランプはAE86型トヨタ・カローラレビンから流用しています。またロータスの生産車は室内のスイッチ類を量産車から流用することは多々あります。