ローバーの中古車について

ローバーは現在インドのタタ・モーターズの保有するブランドで、自動車を製造していない。かつては名門として君臨し、誰もが知る名車を複数輩出しながら非常に複雑で数奇な運命を歩んだメーカーでもある。 ... 詳しくはこちら!»

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ローバー

ローバーは現在インドのタタ・モーターズの保有するブランドで、自動車を製造していない。かつては名門として君臨し、誰もが知る名車を複数輩出しながら非常に複雑で数奇な運命を歩んだメーカーでもある。

車種

ローバーと聞いて多くの人がまず思い浮かぶ車種はなんといってもMiniだろう。
正確にはMiniの誕生時は「オースチン」および「モーリス」ブランドから出ており、またMini登場の1959年当時BMCはまだローバーとは別のメーカーだった。
後にローバーと合併、ローバーブランドとして日本では最も有名な車種になった。BMWのMiniと区別するためにBMC時代を含めてローバーMiniと呼ばれることもある。

また後に分社し、別々の道を歩んだため現在は別のブランドとして扱われているランドローバーも、誕生時はローバーのいち車種名であった。
両社に濃密な関係があることは、名前が似ているだけでなくレンジローバーやディスカバリー等に積まれたV8エンジンがローバーP6にルーツを持つことからも伺える。

このほか現在の日本の中古車市場で稀に見ることの出来る車種として、100、200、400、600、800、75がある。

ローバー100シリーズはかつてBMCからオースチンブランドとして売られていたメトロをルーツに持ち、当初はMiniの後継車としての使命を背負って生まれてきた車である。
独自のハイドラガスサスペンション等、Miniよりも優れた乗り心地と使い勝手のよい3/5ドアボディ、より広い室内を有していたがMiniの根強い人気には勝てずにMiniより先にラインナップから消えてしまった。
英国らしい仕立てのよい内装を楽しめるコンパクトカーとしてマニアの記憶に残る逸品だ。

ローバー200/400シリーズは提携関係にあったホンダの車種をベースとしたコンパクトサルーンだ。
初代200は日本には導入されず、二代目200/初代400からROVER JAPANにより輸入販売がされた。
直線基調のスタイルを持ち、ボディラインはほぼホンダコンチェルトそのものだった。
しかし内装は英国車らしく本革のシートを持ち、非常に雰囲気がある。
前期型はホンダのZC型1600ccエンジンに4ATを組み合わせ、後期型はローバーKシリーズエンジンにCVTを組み合わせたものだ。
後期型の方は伝統のメッキグリルを装備したことでよりローバーらしい雰囲気があり、前期型は日本製パワートレインの信頼性で優れていると言える。
後期型から導入された220GTiと220クーペは優雅な内外装に似合わずローバーTシリーズをターボで過給した200馬力のエンジンが与えられた。
このほかボディバリエーションとして電動幌を持つカブリオレとステーションワゴンの「ツアラー」があった。

三代目200/二代目400はフロントのフロアを継承しつつ独自の丸みを帯びたボディデザインで、設計もほぼホンダとの関係は無くなった。
ボディバリエーションは整理され、クーペ、カブリオレ、ステーションワゴンは存在しない。

ローバー600シリーズはホンダ・アコードの、ローバー800シリーズはホンダ・レジェンドの親戚に当たる車で、共に中古車市場では希少である。
800はレジェンドと同様の4ドアセダンとクーペに加え、かつてのSD1のイメージを追った伸びやかな5ドアボディの「ビテス」がある。

この200/400/600/800シリーズの頃のローバーは第二の黄金期と呼べるものだ。

75は800の後継車種だが設計は一新され、新しい親会社であるBMWの影響で非常に優れた足回りを持っている。

歴史

ローバーの歴史は非常に複雑で、その歴史はイギリス自動車産業栄枯盛衰の歴史と言っても過言ではない。
1904年にローバー・カンパニーとして誕生し、アッパーミドルサルーンの雄として君臨、英国王室にも多くの車を納入した。

1947年に、のちにディフェンダーと呼ばれることになる四輪駆動の名車、ランドローバーをリリースしたが、ランドローバーは同じブリティッシュ・レイランドの子会社としての関係を保ちながら1978年に別会社として分離している。
そのためランドローバーは一般的にはローバーの一部としてよりもランドローバーというブランドとして認知されている。

1964年には、サルーンのP6がヨーロッパCOTYを受賞し、まさにこの頃が最もローバーの輝いていた時代と言えるだろう。
しかし数々の名車を輩出しながら経営難により1967年にレイランド・モータースに買収され、英国自動車業界再編成の波に飲まれて行くことになる。
もちろん名門のローバーのこと、その名前は残され、以後はブランド名として存続し続けている。

翌1968年、親会社のレイランド・モータースはブリティッシュ・モーター・ホールディングス(BMH)と合併しブリティッシュ・レイランド・モータース・コーポレーション(BLMC)として再編成、この際にはのちにローバーブランドとして販売されることになるヒット商品、Miniを擁するオースチンとモーリスも同じ屋根の下に出会うことになった。
その他この合併ではライレー、ウーズレー、MG、トライアンフ、バンデンプラ、ジャガー、デイムラーといったまさに名門揃いのブランドが集結した。
この1968年に記憶しておくべきトピックとして、ローバーがオールアルミ製215型3500 V8ユニットの製造権をGMから買い取りサルーンのP6に積んだことが挙げられ、このV8ユニットは後にレンジローバー等に積まれ、90年代までローバーのフラッグシップユニットであり続けた。

それでも経営悪化は止まらず1974年にはBLMCは英国政府の保護下に入り、1975年には完全に国有化されることとなり、1978年、BLMCはBLとして改称、このころMiniはマーク3の時代を過ぎ、生まれついた頃から冠していた「モーリス」「オースチン」という看板を降ろして単に「Mini」と呼ばれるようになる。

1979年、ローバーを擁するBLMCは日本のホンダと提携、のちにローバー200、400、600そして800シリーズとして結実し、このホンダとの提携は順調なもので1994年にはローバーは過去最高益を達成する勢いとなる。
そして1994年、BMWがローバーを買収、その体制下で新型車「75」が生まれた。
75の乗り心地と操縦性は素晴らしいもので、クラシカルなスタイルも雰囲気があり評価も高いものだったが、販売には結び付かず、2000年にはBMWは手元にMiniを残してローバーをわずか10ポンドで売却され、 2005年ついにローバーグループは経営破綻し、「75」の生産設備は上海汽車、ブランドはフォードに渡ってしまう。
現在ローバーは自動車を生産していないが、ブランドとしては紆余曲折を経てタタ・モーターズの元でジャガーやデイムラー、ランドローバーと再び同じ屋根の下に収まっている。

関連会社

元々のローバーから純粋に派生したブランドとしてはランドローバー社が最も有名であるが、このランドローバーも今はローバー本体と共にタタ・モーターズの所有になっている。
歴史の中で合併・吸収、そして分離・売却を繰り返した関係上、関連したメーカーやブランドは多数存在する。
他にはジャガー、デイムラー、モーリス、オースチン、ライレー、ウーズレー、MG、トライアンフ、バンデンプラ、ジャガー、デイムラー、レイランド、BSA、ランチェスター、スタンダード、アルヴィス、ホンダ、BMW、フォード、南京汽車、タタがある。