車買取相場・価格推移
【相場情報更新】
車買取相場表と相場推移が匿名・個人情報なしで確認できます。全国の中古車販売店や買取店の買取・下取りデータから分析した最新情報をチェックして、貴方の愛車の売却先を賢く決めましょう!
メーカー・ブランドから車買取相場を調べる
日本 |
---|
ドイツ |
イタリア |
アメリカ |
イギリス |
フランス |
スウェーデン |
韓国 |
車買取相場の推移(2025年6月版)
業者による自動車の買取価格は、同じ車種であっても年間を通じて見ると、高い時期と安い時期があることはご存知のとおりです。
「愛車はベストなタイミングを見極めて売却したい!」と考える方にとって、おおいに気になる買取相場を、車選びドットコムが独自に収集したデータを基にレポートします。
買取相場はふたたび上昇傾向
昨年に引き続き、流通する中古車のうち海外に輸出される割合は年々増加しており、2025年3月には輸出台数が大きく伸長しました。今後もこの流れは続き、高い水準で推移することが見込まれます。
輸出先はUAEやロシアなどの主要国をはじめ、近年ではマレーシア、パキスタン、バングラデシュといった新興国にも広がっています。これらの国々では「製造から3〜5年以内の車両のみ輸入可」といった規制があるため、比較的新しい日本の中古車に強いニーズがあります。
加えて、求められる車種は国ごとに異なり、コンパクトカーが好まれる地域もあれば、高級ミニバンに人気が集まる地域もあります。このようにニーズが多様化しているため、「特定の車種だけが売れている」というよりは、幅広いタイプの車に需要が生まれているのが特徴です。
輸出される中古車の平均価格は100万円を超えており、これは日本国内でも流通の多い価格帯と一致しています。つまり、海外と国内で同じ価格帯の車を求める動きが重なっている状態です。
こうした海外からの強い需要が、国内市場における在庫減少と買い手間での価格競争を促し、結果的に買取価格を押し上げる要因となっています。
中古車買取の動向
中古車買取相場は、4月時点で一度底を打ちましたが、その後も横ばいで推移していたため、車選びドットコムの統計データでは、回復の勢いは鈍化すると予測されていました。
しかしながら、実際には相場は上昇基調に転じており、この背景には国内の中古車需要が戻ってきていることに加え、輸出の好調さが大きく影響していると考えられます。
特に、2020年〜2022年式の車両については、コロナ禍や半導体不足の影響で新車供給が限定されていたことから、国内外問わず市場に流通する台数が少なく、これが買取価格の押し上げ要因となっています。
さらに一部の人気車種では、中古車の販売価格が新車価格を上回る、あるいは同水準となるケースも増えており、売却を検討している方にとっては有利な状況が続いています。
また、4月から続く円安の影響によって中古車の輸出が引き続き堅調であるため、状態の良い車両が国内市場から減少し、結果として買取相場のさらなる上昇が見込まれます。よって当面は大きく相場が下がる可能性は低いでしょう。
※「車選びドットコム」のボディタイプ別買取ランキングは、オークション相場や自社統計データを基に算出した独自データとなっており、詳細数値は非公開としています。
国産車ボディタイプ別買取ランキング
順位 | ボディタイプ | 割合(%) | 前月からの変動率 |
---|---|---|---|
1位 | 軽自動車 | 25.8% | -2.2% |
2位 | ミニバン/ワンボックス | 18.6% | -0.4% |
3位 | コンパクト/ハッチバック | 17.3% | +0.5% |
4位 | SUV/クロカン | 8.6% | +1.0% |
5位 | セダン/ハードトップ | 6.7% | +0.3% |
国産車ボディタイプ別買取ランキングは、軽自動車、ミニバン/ワンボックス、コンパクト/ハッチバック、SUV/クロカンが依然として人気が高く、続いて軽バン/軽ワゴンとセダン/ハードトップが5位の座を争っています。
輸入車ボディタイプ別販売ランキング
順位 | ボディタイプ | 割合(%) | 前月からの変動率 |
---|---|---|---|
1位 | SUV/クロカン | 23.7% | -0.1% |
2位 | コンパクト/ハッチバック | 22.7% | +1.8% |
3位 | セダン/ハードトップ | 20.9% | +1.3% |
4位 | ステーションワゴン | 9.5% | +1.4% |
5位 | トラック | 8.7% | +1.1% |
輸入車ボディタイプ別買取ランキングは、1位のSUV/クロカンから4位のステーションワゴンまでが前月と同様。5位のクーペがトラックに変わりました。 全体の傾向としては、国産のランキング同様にSUV/クロカン、コンパクト/ハッチバック、セダン/ハードトップの上位3タイプの人気が高く、以下をその他のカテゴリーが争っているという状態です。
買取価格は、販売戦略や店舗ごとの在庫状況、業者の得意とする車種、また顧客からの要望を受けている車種など、さまざまな要因によって変動します。その差は数万円から、多いときには数十万円になることもあります。
少しでも高値での買取を期待するのであれば、まずは複数の業者から見積もりを取ることが重要です。
一括査定サービスを利用して、いくつかの買取業者から見積もりを取ることで、もっとも高額をつけた店舗に売却することができますし、希望の店舗の提示価格が思ったより低かった場合でも、他店の見積もりを交渉材料に使うことができるのもメリットです。
また、車の売却においては、買取価格の高さだけでなく、信頼できる店舗を見つけることも大切です。
そんなとき一括査定サービスは、愛車の市場価値を把握できるだけでなく、信頼できる店舗を見極める手がかりにもなるかもしれません。
車の買取相場を正確に知る方法
車の買取価格は、モデルや年式、走行距離、ボディーカラー、事故歴、オプションなどの要因によって大きく変動します。
「車選びドットコム」では、各車種別の買取相場を公開しています。愛車の情報を基に、相場表で価格を確認してみましょう。同じ条件の車でも価格に違いが見られる場合がありますが、その背景には様々な要因が影響しています。
以下で、査定の際の重要なポイントと、それぞれの評価基準について詳しく解説します。
モデル
車のモデルは、その車種の特性やデザインを示すものとして、買取価格に影響を与える要因となります。新しいモデルがリリースされると、旧モデルの価格は一般的に下落します。これは新モデルに最新の技術やデザインが取り入れられるため、消費者の注目が集まりやすいからです。一方、限定モデルや特別仕様車はその希少性から高い買取価格が期待できることがあります。特定の歴代モデルは、そのモデル固有の特性や歴史的背景から、新車や現行モデルよりも高評価となる場合があります。
走行距離
車の買取価格に大きな影響を与える要因の一つが走行距離です。一般的に、走行距離が増えると買取価格は下がります。特に5万kmを超えるとその影響は顕著になることが多いです。しかし、全ての車が5万kmを超えたとしても価格が下落するわけではありません。車の状態や年数によっても評価は異なります。年間の平均走行距離は1万kmとされており、5万kmというのは約5年間乗ったことを意味します。状態が良好で年式に対して走行距離が少ない車は、買取でも高く評価される傾向があります。
年式
年式も車の評価を決める重要な要素です。多くの場合、車が初めて登録されてからの経過年数が長くなると、その車の市場での価値は徐々に下がっていきます。特に5年以上経過した車は買取価格が下落しやすいとされています。車の年式は1月1日に更新されるので、年式が更新される年末前に売却を考えることも一つの策として考えられます。また、モデルチェンジのタイミングも買取価格に影響します。モデルチェンジが予定されている場合、それ以前のモデルの買取価格は下がることが予測されます。
ボディーカラー
人気のボディーカラーは市場でも高い値段で取引されています。一般的なシルバーやブラック、ホワイトといった定番の色は、多くの消費者から支持を受けやすく、流通量も多いため、安定した買取価格が期待できます。また、フェラーリの赤やランボルギーニのイエローなど、特定の車種やブランドに特有のカラーは、そのブランドのアイデンティティとしての価値を持ち、買取時にプラス評価を受けることが多いです。これに対して、特定の地域や時期に流行るカラーや限定色は、時代やトレンドの変化によっては価格が下落するリスクがあります。
事故の有無
車の事故歴は、その買取価格に大きな影響を及ぼします。事故によって生じた損傷や修復の痕跡は、査定時の評価ポイントとなります。特に重要なのは「修復歴」として記録される事故です。これは、フレームやクロスメンバー、ピラーやルーフパネルなどの車の骨格部分や構造部材が損傷し、修復が必要だった場合に該当します。修復歴車は将来的な故障のリスクが高まるとも考えられるため、多くの買取業者や中古車市場では敬遠される傾向があります。
オプション
車のオプションや追加装備は、その車の買取価格を大きく左右する要因の一つです。一般的に、高品質や高機能のオプションが装備されている車は、査定価格がアップすることが期待されます。例えば、サンルーフや革シートは多くの人々にとって魅力的なオプションとされ、これらが装備されている車は高い評価を受けやすいです。しかし、特定の流行に左右されるオプションや、特別仕様車は、その時々の市場状況によって評価が変わる可能性があります。
買取価格がつかない場合の対処法
場合によっては、買取価格がつかないこともあります。その際の対応策として、廃車買取専門の業者に依頼する方法や、ディーラーでの下取りを検討する方法が考えられます。廃車専門の買取業者は、車を部品として再利用するため、動かない車や状態が悪い車でも買取をしてくれることが多いです。なお、「車選びドットコムの廃車買取」ではどんな状態のお車でも高価買取に挑戦していますので、他社では買取ができなかったお車もお気軽にお問合せください。
また、ディーラーの場合でも、新車購入の予定があれば0円以上で下取り査定してもらえる可能性が高まります。これは、ディーラーが新車の販売を目的としているためです。
「車選びドットコム」の買取相場検索では、これらの要因を踏まえて、適切な買取価格を調べることができます。車の買取相場情報をしっかりと活用して、高価買取を目指しましょう!
中古車査定実績ランキング
直近3ヶ月間に中古車市場での取引実績が多い車種からランキング形式で紹介しています。
相場検索ランキング
よく検索される人気車種をランキング形式で紹介しています。
車買取でよくあるご質問(FAQ)
車買取相場はどう調べたら良いですか?
続きを読む買取相場を調べる方法の一つとして、過去の取引例を参考にするという方法があります。 過去の取引でモデル・年式・走行距離・ボディーカラー・事故歴・オプション6つの条件が愛車に近いものがあれば、買取相場から概算価格を知ることができます。
個人情報無しで相場は分かりますか?
続きを読む個人情報無しで愛車のおおよその買取相場を知りたい場合は、車選びドットコムの一括査定サイトですぐに調べることができます。 メーカーと車種を選択するだけで、年式や走行距離ごとの車の査定額の相場がすぐにわかります。
車は1年でどれくらい値下がりますか?
続きを読む車の1年での値下がり率は車種や状態によって異なり、車が古くなるほど査定時にマイナスの影響を与えます。 具体的な要素としては、走行距離と年式の2つの要素があり、より年式が新しく・走行距離が短い車ほど査定額も上がりやすい傾向にあります。