過去最高の平均相場価格が確実に|2026年3月買取相場レポート
中古車の買取価格は同じ車種、同じ条件であっても年間を通じて見ると、高い時期と安い時期があることはご存知のとおり。できるだけ高値で売却するには、タイミングと買取業者選びが大切です。
車選びドットコムでは、オークション相場や自社で収集・蓄積した独自データを基に、最新の買取相場をレポートしてお届けします。
- Chapter
- 過去最高の平均相場価格が確実に
- 中古車買取の動向
- ボディタイプ別買取ランキング
過去最高の平均相場価格が確実に
中東情勢の緊迫化にともないスエズ運河を回避を余儀なくされたことによる海上輸送の正常化、新興国からの需要増、為替の影響などにより、昨年は過去最高となる約171万台の中古車が海外へ流れました。
その結果、国内のオークションでは相場が高騰し、買取平均価格も高止まりという状況が続いていましたが、ここへきて雲行きがあやしくなっています。
その最大の要因が、アメリカ・イスラエルの攻撃を受けたイランによるホルムズ海峡の封鎖です。これにより、昨年もっとも多い約25万台の中古車を輸出したアラブ首長国連邦(UAE)への輸送が、事実上ストップしています。
中東だけでなく、アフリカや中央アジアなどへの再輸出ハブという役割も担っているUAEへの中古車輸出が途絶えると、中古車市場の約2割が影響を受けると言われています。
また国内では、輸出前提で売買された中古車が港で足止めされることになるわけですが、保管スペースに限りがあるため、輸出業者はかわりの保管場所(ヤード)を使用料を払ってでも確保しなければならない状況となっています。
この状況が長引くと、仕入れた中古車が不良在庫となるため、車種によっては国内のオークションに再出品されたり、国内で販売するなどの手段を取らざるを得なくなるかもしれませんし、陸送費の高騰や輸出の目詰まりよってオークションでの落札率が低下すれば、買取価格も少なからず影響を受けることになるでしょう。
とくにUAEで人気のトヨタ ランドクルーザーをはじめとした大型SUVへの影響は避けて通ることができそうにありません。
現状では、今後の買取価格の動きの予測は難しく、愛車の売却を考えているけれど、まだ持ち続ける余裕があるという方は、しばらく様子見を続けるほうが良さそう。
いっぽうで、早く現金化したい方は、迷っている時間はありません。すぐにでも買取業者に持ち込みましょう。
中古車買取の動向
車選びドットコムが過去5年ぶんのデータもとに分析した通り、2月の買取平均価格は110万円を超え、過去最高の113.6万円を記録しました。
ところが、前月の予測では「平均買取価格が100万円を下回ることなく推移して夏に向かってふたたび上昇」とお届けしましたが、予測では3月上旬の平均買取価格は大きく下落して100万円を下回るというデータがでています。
それでも月別では過去最高額を維持していますし、平均相場は夏に向かってふたたび上昇する構えです。
この高い平均相場価格を支えているのは、これまで何度もお伝えしてきた高年式の車両で、国内メーカーの3〜5年落ちは高額の買取が期待できます。
とくにコロナによって国内メーカーが減産を強いられた時期とカブる5年落ち車両は、圧倒的なタマ不足で高値傾向になっています。
いっぽう、アフリカや南アジアの新興国では、価格の安い低年式車の需要が伸びているという事情があり、これまで価格の付きにくかった10年落ち以上の車両の買取価格が上がっています。
もともと査定金額の低かった年式なので、全体への影響は少ないものの、個別でみれば数万円から10万円程度のアップとなっています。
3、4月は新年度に向けた買取がひと段落を迎え、買取平均価格が落ち着く時期です。現在、愛車を手放すことを考えている方は、イラン情勢の影響を受けないアジアやアフリカ輸出に強い買取業者を探すことで、期待以上の価格が提示されるでしょう。
その際は、車選びドットコムの一括査定サービスがおすすめです。
車選びドットコムの一括査定サービスなら、車両の情報を入力するだけで、複数の買取業者に査定の依頼ができますので、手軽にかつ少しでも高く車を売りたいオーナーにこそ使ってほしいシステムなのです。
また、いますぐの売却を考えていなくても、自身の愛車の相場感を知っておくことは、後々に役に立ちますし、思わぬ高値が提示されることもあるので、試しに利用してみてはいかがでしょうか?
ボディタイプ別買取ランキング
最後に中古車情報サイト(車選びドットコム)の、最新のボディタイプ別中古車買取ランキングを紹介します。
市場で売買が盛んな人気の車はすぐに買い手がつくことから買取価格にも影響しますので、愛車の売却を検討する際には市場のトレンドもぜひ参考にしてください。
国産車ボディタイプ別買取ランキング
| ボディタイプ | 割合(%) | |
| 1位 | 軽自動車 | 29.4% |
| 2位 | ミニバン/ワンボックス | 19.5% |
| 3位 | コンパクト/ハッチバック | 16.3% |
| 4位 | セダン/ハードトップ | 7.6% |
| 5位 | SUV/クロカン | 7.1% |
国産車ボディタイプ別買取ランキングは、SUV/クロカンとセダン/ハードトップが順位を入れ替えて4位と5位に。1位から3位は前月と同様でした。
全体における割合は、軽自動車とセダン/ハードトップが若干ですが増加。とはいえ、誤差と言ってよい程度です。
輸入車ボディタイプ別買取ランキング
| ボディタイプ | 割合(%) | |
| 1位 | SUV/クロカン | 25.9% |
| 2位 | セダン/ハードトップ | 24.3% |
| 3位 | コンパクト/ハッチバック | 23.5% |
| 4位 | クーペ | 8.8% |
| 5位 | ステーションワゴン | 7.0% |
輸入車ボディタイプ別買取ランキングは、1位のSUV/クロカンは変わらず、セダン/ハードトップの割合が急激に増加して、前月2位だったコンパクト/ハッチバックと入れ替えて2位になりました。
また4位のクーペと5位のステーションワゴンが順位を入れ替えまています。輸入車は、上位5つのボディタイプで全体の9割を占めています。
買取価格は、販売戦略や店舗ごとの在庫状況、業者の得意とする車種、また顧客からの要望を受けている車種など、さまざまな要因によって変動します。その差は数万円から、多いときには数十万円になることもあります。
少しでも高値での買取を期待するのであれば、まずは複数の業者から見積もりを取ることが重要です。
一括査定サービスを利用して、いくつかの買取業者から見積もりを取ることで、もっとも高額をつけた店舗に売却することができますし、希望の店舗の提示価格が思ったより低かった場合でも、他店の見積もりを交渉材料に使うことができるのもメリットです。
また、車の売却においては、買取価格の高さだけでなく、信頼できる店舗を見つけることも大切です。
そんなとき一括査定サービスは、愛車の市場価値を把握できるだけでなく、信頼できる店舗を見極める手がかりにもなるかもしれません。


























