燃費が良くて価格も安い!100万円以下で狙えるハイブリッドカー5選
日本国内の新車市場において、ハイブリッド車(HEV)はガソリン車をうわ回る人気を誇っており、2024年の新車販売台数では約6割を占めるなど、いまや国内販売の主流となっています。
しかし、その複雑なシステムゆえにガソリン車に比べて車両本体価格は高額になることがネック。中古車でも、その関係は変わりません。とはいえ日々のガソリン代も考えると、低燃費という魅力は捨てがたいもの。そこでここでは100万円を目安に買えるハイブリッド車を5台ピックアップしました。
ハイブリッドカーが人気の理由
1997年にトヨタ プリウスが登場して以来、ハイブリッド車はコンパクトクラスから大型のミニバンまで、あらゆるカテゴリーで販売されるようになりました。
維持費という点では、軽自動車にも一定の魅力がありますが、ハイブリッド車は低燃費にくわえ、室内の静粛性、また地球環境にもやさしいというイメージの良さから人気です。
それだけに中古車で探すとなると、同じクラスのガソリン車よりも価格が高いことが難点。そこで、編集部がおすすめの中古ハイブリッド車を探してみました。
編集部おすすめのハイブリッド車5選
普段使いできるコンパクトなサイズが魅力:トヨタ アクア
トヨタ アクアは、5ナンバーサイズのコンパクトなハイブリッドモデルとして、2011年にデビューしました。搭載されたTHS-Ⅱ1.5Lハイブリッドシステムは、リッターあたり35.4km(JC08モード)という驚異的な燃費と、169万円というエントリー価格でライバルを圧倒。ハイブリッド車をより身近なものに変化させました。
初代アクア(NHP10型)の安全装備は、2015年に衝突支援パッケージ「Toyota Safety Sense C」を搭載。2018年には、歩行者を検知する「Toyota Safety Sense」へと変更され、安全性が向上しています。
中古車市場でもタマ数が非常に多く、予算や好みに合わせて選び放題なのが大きな魅力です。
現行モデルの2代目(MXPK10/11/15/16型)は、2021年に登場しました。エントリーグレードは、WLTCモードで35.8km/Lという圧倒的な低燃費を実現。昨今の燃料費高騰においても、非常に家計に優しい一台と言えるでしょう。
安全装備は、最新の「Toyota Safety Sense」を採用。ACC(アダプティブクルーズコントロール)やプリクラッシュセーフティの精度が劇的に向上しています。
100万円を超えてしまいますが、予算が許すのであれば2代目の前期型を選ぶのが、性能面でも長く使い続けるためにも賢い選択かもしれません。
7人乗りのステーションワゴンも選択できる:トヨタ プリウス
プリウスはハイブリッドモデルの代名詞とも言える存在で、1997年の誕生からまもなく30周年を迎えます。
現行型である5代目(60系)も中古市場に出回り始めていますが、安くても220万円前後からのスタート。先代の4代目(50系)は、過走行ぎみ。予算100万円以下なら、2009年デビューの3代目(30系)が、もっともお得な選択肢となります。
パワートレインは、1.8Lハイブリッド(リダクション機構付きTHS‐Ⅱ)で、燃費性能はJC08モードで30.4〜32.8km/Lを達成。
2011年には、ホイールベースとボディを延長したステーションワゴンスタイルのプリウスαを追加。3列シート7人乗り仕様も設定されています。
プリウス、プリウスαともに50万円前後から150万円程度で物件を見つけることができますが、デビューが2009年と古いため、バッテリーの寿命や経年劣化によるトラブルが気になるところ。購入前にはバッテリー状態、または保証を確認しましょう。
ハイブリッドで燃費の悩みを解消:日産 セレナ
5ナンバーサイズのミドルクラスミニバンとして人気の日産 セレナで、本格的なハイブリッドシステムを体感できるのは、日産独自のシステム「e-POWER」を搭載した先代(C27型)と現行(C28型)です。
e-POWERの最大の特徴は、エンジンを発電専用として使い、駆動は100%モーターが担う点にあります。
これまでのミニバンの常識を覆すモーター特有の力強い加速感は、一度味わうと離れられないファンが多いのも頷けます。
運転支援システム「プロパイロット」に、踏み間違い衝突防止アシスト、LDW(車線逸脱警報)といった安全運転支援も搭載されます。
WLTCモード燃費は、先代(C27型)が17.2〜18.0km/L、現行(C28型)は16.2〜20.4km/L。
高速走行や負荷の大きい坂道などでは、エンジンが頻繁に作動し燃費が落ちる傾向もありますが、モーター駆動による走りの楽しさは大きな付加価値となっています。
中古相場は、先代(C27型)が100万円前後から探すことが可能。家族の移動をより快適で刺激的にしたいなら、セレナ e-POWERは外せない候補となるでしょう。
コンパクトサイズに7人乗れる包容力:ホンダ フリード
ホンダ フリードは、5ナンバーサイズという取り回しの良さと、5人〜7人乗りという多人数乗車を両立した万能モデルです。
初代は「IMA」と呼ばれるシンプルなマイルドハイブリッドでしたが、2代目では7速デュアルクラッチとモーターを組み合わせた、よりダイレクト感のあるシステムへと進化しました。
現行の3代目に搭載されたe:HEVは、「EV」「ハイブリッド」「エンジン」の3つのモードを使い分け、スムーズかつ力強い走りを実現しています。
100万円以下で探しやすい2代目を狙うなら、2019年のマイナーチェンジ以降がおすすめ。先進安全支援システム「Honda SENSING」が全グレードに標準搭載されています。
家族構成やライフスタイルに合わせて、最適な「ちょうどいい」一台を選んでみてはいかがでしょうか。
型遅れになっても高級クロスオーバーSUVの存在感は健在:トヨタ ハリアー
トヨタのハリアーは、都市型SUVの先駆者として、つねに高い人気とリセール価値を維持しているモデルです。
中古車として狙い目なのは、先代の60系。現行モデルの80系との違いは駆動方式にあり、60系のハイブリッドは4WD(E-Four)のみの設定でしたが、現行の80系からは2WD(FF)も選択可能になりました。
クーペシルエットを基本とした高級感のあるエクステリアデザインは、いまだに健在。室内の高級感も魅力です。
SUVらしい堂々とした佇まいと、ハイブリッドの経済性、そしてトヨタならではの安心感。100万円台から狙える先代モデルを検討リストに入れれば、車選びの楽しみはさらに大きく広がることでしょう。
100万円で探すなら、売れているコンパクトクラスが中心になる
100万円の予算で中古のハイブリッドカーを探す場合、もっともおすすはトヨタ プリウスとアクアです。販売台数が多く、中古市場でも多く流通しています。
また、プリウスやアクアといった最初からハイブリッド車として開発されたモデルだけでなく、ホンダ フィットやシビックなどのハイブリッドモデルもあります。
それ以外の人気車種では、100万円+αの予算を用意できると無難です。



































