女性に人気のミニバン11選!子育て中ママも運転しやすいミニバンはどれ?

子どものいるご家族であれば、ファミリーカーとしてミニバンを選択する方は多いのではないでしょうか。
広い室内空間や乗り降りのしやすさがファミリー向けであるいっぽう、ボディの大きさや小回り・運転に不安を抱く女性も少なくありません。
そこで本記事では、女性にも嬉しい安心のポイントのあるおすすめのミニバンを11台ピックアップして紹介します。運転しやすい・先進安全装備などが揃っているミニバンを知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
女性にもおすすめのミニバンを選ぶポイントとは?

最近では子育てをしながら働く「ワーママ」の女性も多く、仕事もプライベートも充実させるためには、収納力があり多人数で利用できるミニバンが役立ちます。
レイアウト次第で好みの使い方にできるミニバンは、忙しい女性の大切なパートナーにもなります。ここでは多くのミニバンの中から、特に女性のニーズに適した車種を選ぶポイントを紹介します。
ミニバンが女性におすすめできるポイントは「視界の良さ」「利便性」
ミニバンは車高が高く車内もゆったりとしているため、椅子に座っているような姿勢で運転できます。一方でSUVタイプの車両ほどは運転席が高くないので、乗り降りも楽なのが良いですね。
後部座席はスライドドアが多く、スーパーマーケットの駐車場などでの乗り降りや荷物を載せる際、隣の車にドアがぶつかる心配もありません。
また、ミニバンは多くのメーカーから多数の車種が発売されているため、好みや機能に応じてお気に入りの1台を見つけられる点も魅力です。
さまざまな目的に対応できる

ミニバンは、座席を倒したりスライドさせたりして、室内をアレンジできる機能性の高さが魅力のひとつです。
ミニバンとは、座席が3列シートで乗車定員が8人までの車種を指し、乗車ルームと荷物スペースが一体化しているのが特徴です。
車のサイズも、コンパクトカーと変わらないSSサイズからワゴン車に近いLLサイズまで幅広く展開し、通勤やレジャーなど目的に合わせて選べます。
例えばホンダのフリードやトヨタのシエンタ、ウィッシュのようなコンパクトミニバンであれば、小回りが利いて運転しやすいのがメリット。
排気量が控えめで維持費が抑えられることも、ファミリー層や子育て中のママにおすすめの理由です。
車内が広く、どんな用途にも対応
ミニバンは、ワンボックスタイプのワゴン車と異なり、エンジンルームと居住空間、ラゲッジルームが別々になっていることが特徴です。
フロントにエンジンを搭載しているので、ワンボックスのワゴン車に比べれば室内の空間は狭くなりますが、静粛性に優れることがポイントです。
また室内はラゲッジルームをふくめてひとつの空間になっているので、長尺物のがそのまま載せられるのもメリット。
座面から天井までの高さもセダンよりも高く、開放感も人気の要因です。
多人数で乗車してもゆったり座れ、足元も広々。座席を倒すと車中泊も可能な広い空間が表れます。
安全機能が充実している
近年登場している多くのミニバンには、各メーカーが開発する最新の安全機能が搭載されていることがほとんど。毎日運転する方も休日だけ運転する方も安心してドライブ可能です。
車体にはカメラやセンサーを装備して、事故回避システムが構築されています。
ブレーキシステムやステアリングに連動させ、発進や加速を制御し、ドライバーが認識できない危険も回避します。
大切な家族を乗せる車だからこそ、安全機能も充実した1台がおすすめです。
女性におすすめ!人気のミニバン11選
女性に人気のミニバンの特徴は、室内が広いのにコンパクトで運転しやすいことです。
ミニバンは乗用車と比較して、運転席の位置が乗用車よりも前にあります。慣れない間は、車体が長く感じますが、大型セダンよりも車幅が狭く取り回しが簡単です。広い空間は自分好みにアレンジする楽しみもあります。
ここからは、女性に嬉しいポイントや特徴を備えたミニバンを紹介します。
1:日産 セレナ

日産 セレナは、3列シート7~8人乗りのミニバンです。
2022年に6代目へと進化したセレナですが、ライバルが3ナンバーサイズに移行するなか新型でも5ナンバーサイズに収めた設計は立派。
またガラス部分だけ開閉可能なデュアルバックドアは、狭いスペースでも荷物の出し入れが楽にできます。
安全にも配慮され、全方位セーフティアシストで人や車との距離をキープし、運転をサポートします。
出典:日産:セレナ [ SERENA ] ミニバン/ワゴン | 走行・安全
2:ホンダ フリード(2代目:GB5/6/7/8型)

ホンダ フリード(2代目)は、6〜7人乗車が可能なコンパクトサイズのミニバンです。
シートが汚れに強く機能性の高い材質を採用しているため、多人数利用やレジャー後のお手入れが簡単。
また、大きな画面のナビゲーションで不案内な地域の運転も安心できます。ワイドな車体ですがフロントパネルに操作機能を集中させ、運転に負担がかかりません。
ガソリン車17.0km/L、ハイブリッド車20.9km/Lの優れた燃費(WLTCモード)性能も人気の要因。座席空間を重視する方や大人数利用が多い方でも満足できるミニバンです。
出典:FREED|本田技研工業株式会社
3:ホンダ フリード(3代目:GT型)

2024年にデビューした新型フリード。歴代で3代目にあたるモデルは、ハイブリッドシステムを1モーター式のi-DCDから2モーター式のe:HEVへと進化させたことがトピック。
結果、全長の拡大を45mmにとどめ扱いやすいサイズを維持するとともに、25.6km/L(WLTCモード)という低燃費を実現しました。
衝突軽減ブレーキをはじめ、誤発進抑制機能、歩行者事故低減ステアリングなど17の機能で構成されるHonda SENSINGを標準装備した高い安全性もファミリーカーとして推しポイントです。
4:ホンダ ステップワゴン(5代目)

ホンダ ステップワゴンは、フリードよりも大きなクラスの3列シート7〜8人乗りのミニバンです。
2022年に6代目のステップワゴンがデビューしていますが、ここではあえて先代の5代目ステップワゴンに注目します。
ステップワゴンは、車高に対して床面が低く、女性や子供、高齢者の方も楽に乗り降りできるのがポイントですが、それよりも重要なのは上にも横にも開く「わくわくゲート」の存在です。
これにより車両後方が狭く、ハッチゲートが開けられない状況でも、ラゲッジの荷物の出し入れが可能になっています。
また、運転者に近い操作パネルと電動のe:HEVは運転の疲れを軽減し、さらにエコカークラスの燃費を実現しています。
5:トヨタ シエンタ(3代目)

2022年にデビューしたトヨタの新型シエンタは、扱いやすい5ナンバーサイズはそのままに、室内高を20mm高く設定と、サイドガラスを立てたデザインによって、先代よりも広く開放感のある室内空間を実現しました。
室内には、前後席での温度差を解消する天井サーキュレーターや、後席用サンシェードを備えるほか、消臭撥水撥油加工を施したファブリックシート生地の採用、フロントドア下側に足を出し入れすると自動で開閉するハンズフリーパワースライドドアなど、便利は機能が満載です。
またハイブリッドで28.8km/L 、ガソリンでも18.4km/L(いずれもWLTCモード)という優れた燃費性能も魅力です。
6:トヨタ シエンタ(2代目)

トヨタ シエンタ(2代目)は、7人乗りハイブリッドで22.8km/L(WLTCモード)の燃費の良さと1.5Lで維持費が少ない点が魅力です。
2018年の一時改良で、安全装備「Toyota Safety Sense」のに昼間での歩行者検知機能を追加。さらに後席への荷物の置き忘れをドライバーに知らせるリアシートリマインダーを装備するなど、子育てママをしっかりサポートします。
またカラーバリエーションが豊富で、自分好みをチョイスできるのも女性に人気の理由です。
7:トヨタ ヴォクシー(80系)

トヨタ ヴォクシーも2022年にモデルチェンジを受けました。
先代にあたる3代目/80系は、大きめのフロントグリルがドライバーの目線を高くし、フロントガラスの角度で空気抵抗を低減する運転しやすいミニバンです。
コントロールパネルは車幅の2/3を占め、まさにドライバーのための車を実感させるデザインです。
燃費(WLTCモード)は、ハイブリッド(FF)が19.0km/L、ガソリンは13.2km/Lと圧倒的にハイブリッドに分があります。
8:トヨタ ヴォクシー(90系)

2022年にデビューをはたした新型のトヨタ ヴォクシー。
これまでよりも先鋭かつ独創的なスタイルを追求した新型ヴォクシーは、薄型のアッパー部と分厚くスクエアなロア部の組み合わせによる個性的なフロントマスクに、怪しく光る特徴的なフロントランプによって独特の存在感。
先代までは、標準ボディとエアロパーツを装着した”S”系という2つのグレード構成でしたが、新型ではエアロパーツを装備した”S”系のみにあらためられました。
パワースライドドア装着車の助手席側には、ステップ高200mmのユニバーサルステップを装備するとともに、Bピラー部にロングアシストグリップを装着して、小さなお子さんからお年寄りまで乗り降りしやすい設計になっています。
またキーを携帯している状態であれば、フロントドア下側に足を出し入れすることでスライドドアが自動で開閉できる「ハンズフリーデュアルパワースライドドア」は、オプションで設定。子供を抱いて両手がふさがっているときなどに重宝しますね。
いっぽうで7人乗りの2列目にセットされるキャプテンシートは、オットマン機構とシートヒーター、折りたたみ式大型サイドテーブルなどを装備するという豪華仕様も選べます。
9:トヨタ ノア(90系)

前出のヴォクシーと兄弟車となるトヨタ ノアも2022年にモデルチェンジを受けた1台です。
90系では標準仕様とエアロ仕様のボディが用意され、ユーザーが任意で選べる設定ですが、いずれも全幅は1.7mオーバーの3ナンバーサイズです。
内外装ともに全体的にヴォクシーにくらべておとなしい印象のノアのベースグレードは、ボディや内装に余分な加飾やエアロパーツを持たないぶん、若干ながら燃費に優れていることがポイント。
その燃費(WLTCモード)は、2WDのハイブリッド車で23.4km/L、ガソリン車でも15.1km/L(2WD)と先代に比べるとかなり改善されています。
最新のToyota Safety Senceにくわえ、スマホから駐車や出庫が可能になるアドバンスパーク機能を搭載しているので、駐車が苦手という女性にもおすすめです。
大家族なら大型ミニバンという選択も
10:ホンダ オデッセイ

ホンダ オデッセイはクーペのようなフォルムで運転しやすく、車内のメンバー全員を笑顔にさせる気配りと収納力に溢れたミニバンです。
オットマン装備の2列目、パワーシート採用の助手席などそれぞれのシートに特徴があり、床下収納できる3列目は予想を超える荷室を確保可能です。
11:トヨタ アルファード

2023年に新型がデビューしたトヨタ アルファードは、居住空間やドライビングに品格や高級感を感じられる7〜8人乗りのミニバンです。
中古車で狙いやすいのは先代(30系)のアルファードで、運転パネルからコンソールボックスまでの流れるようなデザインは、高級車に不可欠の美しさと操作性の良さを感じさせます。
2列目の独立シートはラウンジのようなくつろぎの空間です。
また2.5Lという排気量ながらハイブリッドなら4WDでも14.8㎞/Lという燃費を達成。経済的で静かな走りを可能にしています。
ライフスタイルに合わせて、ピッタリのミニバンを選ぼう

広い車内空間を有効活用できるミニバンは、視界の広さや運転しやすさが女性に人気です。
ミニバンは5人乗りの1.5Lクラスから7~8人乗りの2.0Lクラス、さらには2.0Lオーバーの大型クラスまで幅広く、バリエーション豊か。燃費が気になる方は、ハイブリッドモデルをおすすめします。
一方、小さなボディサイズで運転しやすく、維持費も抑えやすいコンパクトミニバンは、ファミリー層にも所有しやすいモデルです。
女性にも人気のミニバンの中からお気に入りを見つけ、あなたのライフスタイルにピッタリの一台を選んでみてください。