【収納性重視で選ぶ】荷物が多いときの買い物にもぴったり!キャンプで乗りたい車3選
キャンプに最適な車の特徴として挙げられるのが「積載性」や「収納性」の高さです。荷室が広い、あるいは十分な室内空間がある車であれば、大きなギアや重量のあるキャンプ用品も楽々持ち運ぶことができ、車中泊もできるためアクティビティの幅も広がります。
今回はキャンプにおすすめの”収納性”に優れた車を紹介します。また、キャンプギアを車に積み込む際のポイントも解説していますので、日頃キャンプ用品を車に収納する際に苦戦している方はぜひ参考にしてみてください。
キャンプに乗っていく車に必要な収納性とは?
キャンプに必要な積載量は、人数や日数によって持っていくキャンプ用品の量・アイテム数が異なるため、事前にどのくらいの荷物量になるのかを把握しておく必要があります。
特にキャンプ用に車を購入したいと考えている方は、荷室容量と室内サイズは十分な広さの車種を選ぶことが大切です。
荷室容量が大きい
荷室容量とは、荷物を積むラゲッジルーム内の容量のことで、キャンプ用品を積み込む際の一つの指標としてチェックしたいポイント。例として、グループでキャンプに行く場合、ミドルサイズの車種であれば450〜500L以上は確保したいところです。
ただ、ルーフの高さや奥行き、シート下に収納スペースが設けられているなど、荷物を積む、収納できるスペースが様々な仕様で施されているので、必ずしもボディサイズが大きい=荷室の容量が大きいというわけではないことを念頭においておきましょう。
室内高・室内長(荷室サイズ)が大きい
先述したように、車内の広さについても、ボディサイズが大きい車の車内が広々しているかと言うとそうではありません。
コンパクトカーでも十分な広さがある車もあれば、車中泊には不向きなSUV車もあります。自分だけでなく、一緒にキャンプに行く仲間の荷物が乗るだけのスペース+車中泊できる広さがある車がベストでしょう。
特に室内高が高いと、シートや荷室に座っても頭上にゆとりがあるため、車中泊の際にも圧迫感なく車内で過ごすことができます。
シートアレンジ次第で容量を大きくできる
荷物を積むスペースが荷室だけでは足りないという場合は、シートアレンジすることで、さらに大容量に積むことができます。
3列シートの3列目を倒して容量を広げたり、長尺物を積む際は助手席までのシートを倒したりと、ギアに合わせて様々なレイアウトにすることが可能です。
ただ、車種ごとにシートの仕様は異なるため、事前にどんなシートアレンジができるのかを調べて選ぶようにしましょう。
収納性抜群!キャンプにおすすめな車
ホンダ・フリード+
フリードスパイクの後継モデルとして2016年から販売されているフリード+は、フリードスパイクよりも低床化された、荷物を積み降ろしやすい設計となっています。また、後席は分割してシートを倒すことができ、シートアレンジが豊富。
さらに、後席を倒すとフルフラットになり、ダブルサイズのマットレスを敷くことができるなど、車中泊仕様も強化されています。
荷室の広さは、後席まで使用して、長さ1,085mm、高さ1,240mm、荷室容量715Lとかなりの大容量。後席を収納して、前席を限界まで前にスライドさせれば、大人が横になれるサイズまで拡張することができます。
乗り回しやすいサイズ感で荷室容量も大きく、普段使いからキャンプまで利用するのに最適な1台でしょう。
トヨタ・ハイエース バン
多くの人に長く愛され続けるトヨタ・ハイエース。実は車内を自由にカスタムしやすい車としてキャンパーの間でも人気の車種です。特に商用車であるバンは、多くの荷物を積んで運ぶことを想定して開発されているため、過走行に耐えられる設計と積載量の大きさが魅力でしょう。
荷室の広さは、前席の背面からリアドアまでの奥行きが 3,000mm、後席を収納した場合が 2,470mm、幅が1,520mm、高さは1,320mmとなっており、かなり広くラゲッジスペースが設けられています。
そのため、荷物を積み込むスペースが十分にあるのはもちろんのこと、ベットキットを設置して車中泊仕様にできるのもポイントです。
ジープ・グラディエーター
いわゆるピックアップトラックと呼ばれる車で、荷台が備わっており、大容量に荷物を積むことが可能です。
荷台サイズが長さ60.3インチ(約1532mm)、幅44.8~56.8インチ(約1138~約1443mm)、高さ33.9インチ(約861mm)、最大積載量250kgと、大型のギアも楽々運ぶことができそうです。
元々1962年〜1988年まで販売されていた車種で、2018年に2代目となる現行型がリリース。2021年には日本での受注が開始されています。同メーカーのラングラー アンリミテッドをベースとしており、外観は無骨なキャンプギア感があるので、キャンプサイトに映えること間違いなし!
最大5名まで乗車できるので、ソロキャンプだけでなく、友達やファミリーキャンプにもおすすめしたい1台です。
収納性抜群な車を見つけよう!
キャンプに行く人数、日数が多ければ多いほど、持っていくキャンプ用品の数・量も多くなります。
特にファミリーキャンプをしたいと考えている方は、日頃通勤や子供の送迎などで使用するのに運転しやすいサイズ+家族全員分のキャンプ道具を載せることを想定して、車を選ぶことをおすすめします。
自分のライフスタイルに合う車を見つけて、週末にキャンプを楽しみましょう。