不人気だからこそ今が買い時?!【 EP3 シビックタイプR 】K20A VTECを土屋圭市が試乗で堪能!相沢菜々子 工藤貴宏が徹底解説
今回はEP3 2代目シビックタイプRをご紹介!
EK9やFD2など歴代のシビックタイプRが高騰する中で、いちばん相場が落ち着いていたのがこのEP3。
…それもそのはず、当時発売されていたDC5インテグラタイプRの方が人気だったこと、可愛い見た目やインパネシフト、イギリス製であることなど…様々な理由が重なって不人気と言わざるを得ないのです。
ただ、このEP3もタイプRの名に恥じずアツイ走りを楽しめる1台。
今後、高騰必至の一台!魅力を掘り起こしてみましょう。
※HMR様より在庫車をお貸出しいただき、撮影を行いました。
- Chapter
- 不人気だった希少車?! イギリス製のEP3 シビックタイプR
- 荷室空間は実用ハッチバックそのもの
- 後席空間は広々!先代よりも全高が高い
- 運転席にはタイプRの三種の神器が!
- EP3はお買い得?! 気になる相場は?
- K20Aを搭載!最高出力は215馬力
- 試乗インプレッション!グランドツーリング要素も備えた乗り味
- VTECは乗員を幸せにする!タイプRの軽快な走り
- 今後は高騰必至?! タイプRの魅力が詰まった名車
- EP3 シビックタイプRの解説を動画で観る
不人気だった希少車?! イギリス製のEP3 シビックタイプR
今回はHMR様より在庫車をお貸出しいただき、EP3 2代目シビックタイプRを紹介していきます!
実はこの2代目シビックタイプR、日本で新車販売された台数は約6000台と、あまり売れ行きが良くなく、非常に数が少ない車なんです。
この車両は2002年モデルで、なんと20年以上も前の車両。
見た目もどこか可愛らしく、いつものタイプRのイメージとは少し離れているような気がしますね。
ポイント1:初代よりもエンジンがパワーアップ
2代目シビックタイプRポイント1つ目は、初代よりもエンジンがパワーアップした点です。
初代が1.6リッターエンジンであったのに対し、この2代目は2.0リッターのエンジンに進化しました。
そのため、出力も185馬力から215馬力にパワーアップしています。
ポイント2:イギリス製のタイプR
2つ目のポイントとして、イギリス製の車であることが挙げられます。
イギリスで製造された車のため、日本メーカーの車でありながら輸入車にあたります。
ポイント3:トランスミッションの変更と3ドア
また、トランスミッションは6速になっています。
加えて、この世代の日本で製造、販売されていたシビックは、5ドアだけであったのに対し、タイプRのみ3ドアとなっています。
外観も初代シビックタイプRより、全長が50mm短くコンパクトな姿です。
荷室空間は実用ハッチバックそのもの
実用車のため、荷室は十分な広さが確保されています。
後部座席を倒すこともできるため、実用性抜群です。
このように利便性の高さを感じると、売れなかったことが惜しく感じてしまいます。
後席空間は広々!先代よりも全高が高い
見た目以上に広く、居住性が高いです。
つま先もシート下に入れられるため、快適です。
実は、全長は初代より短くなったものの、代わりに背が高くなったことで広々空間が実現しています。
天井が上がったと共に着座位置も高くなっているため、窮屈さを感じることなく座ることができます。
運転席にはタイプRの三種の神器が!
運転席には、タイプRの三種の神器のうち、レカロシートとMOMOのステアリングが設置されていました。
シフトノブはチタン製ではなく、この世代はアルミ製に変わっています。
EP3はお買い得?! 気になる相場は?
ちなみにEP3 シビックタイプRは、新車価格220万円と当時の物価安を感じる値段です。
しかしこの価格は、エアコンやパワーウィンドウなどのオプション代は含まれていないため、実際にはそれらオプションを含めると250万円ほどになります。
また、この車両自体は160万円ほどと意外にリーズナブル。
後発のFD2 シビックタイプRは非常に人気で、現在でも値段が上がっていますが、この車両はまだそれほど値段が上がっていません。
しかし、こうしたレアな車に乗るのも中々乙なもの。
値段が上がらないうちにチェックしておくべきかもしれませんね。
K20Aを搭載!最高出力は215馬力
エンジンルームを開くと、2.0リッターのエンジンがぎゅうぎゅうに詰まっています。
エンジンは、K20Aという2.0リッター4気筒自然吸気エンジンを採用し、最高出力の発生回転数はなんと8000回転です!
順調に初代よりもパワーを上げて成長しています。
試乗インプレッション!グランドツーリング要素も備えた乗り味
昔の車らしい、味のある乗り心地です。
可愛らしい見た目ですが、しっかりとタイプRらしい力強さがあります。
またイギリス製ということもあり、日本よりもマイルドな味付けで、少しグランドツーリング性もあるようにも感じました。
乗り心地がくどくなく、穏やかです。
ちなみに車選びドットコムでは…?
動画撮影時、車選びドットコムでは12台掲載がありました。
価格は、100万円弱〜200万円ほどで、タイプRとしては落ち着いた値段です。
ちなみに現在(※2023年10月11日時点)は、5台掲載されています。
しかも、発売当時に人気がなかった車というのは、なんだかんだ後になって値段が上がることが多いのも事実です。
気になる方は、今のうちに手に入れてしまった方が良いかもしれませんね。
VTECは乗員を幸せにする!タイプRの軽快な走り
トータルバランス型でありながらも、VTEC特有のエンジンサウンドがテンションを上げてくれます。
このタイプRらしい軽快な音と走りを皆さんも是非、動画本編で味わってみて下さい!
今後は高騰必至?! タイプRの魅力が詰まった名車
イギリス製で、日本らしいとんがった味付けはマイルドになっているもの、流石はタイプRといった走りを見せてくれました。
改めてタイプRの良さを再確認できる一台です。
これから価格が上がってくることも予想されるため、今が買い時のチャンスこもしれません!
気になっている方は是非お早めに、チェックしてみて下さい。
EP3 シビックタイプRの解説を動画で観る
EP3 シビックタイプRの詳しい解説は、下のリンクからご覧ください!