200万円以下の中古車をジャンル別にピックアップ。おすすめのクルマ7選

自動車の購入予算は決まっているけど、なにを選んで良いのかわからないというユーザーは少なくありません。
そこでここでは、予算を200万円に設定して、それ以下で買える中古車をジャンル分けして合計7台のおすすめをピックアップしました。
- Chapter
- 【コンパクトSUV】SUVは人気のヤリスクロスが狙える
- 【ステーションワゴン】使い勝手の良さがポイント。トヨタ カローラツーリング
- 【ハイブリッド】第2世代のe-POWER搭載した現行型。日産 ノート
- 【スポーツカー】数少ない国産スポーツカーなら、先代トヨタ 86(スバル BRZ)が狙い目
- 【輸入車】世界的なスタンダード。フォルクスワーゲン ゴルフ(先代)が狙い目
- 編集部のおすすめ
- 中古車に目を向ければ比較的新しいモデルも手に入る
【コンパクトSUV】SUVは人気のヤリスクロスが狙える

予算200万円で比較的新しいSUVという条件なら、トヨタ ヤリスクロス以外にはありえないでしょう。
2020年夏に発売されたヤリスクロスは、後席中央部分を前倒しすれば、長尺物も積載可能など、SUVらしい積載性の高さを享受できます。
荷室容量はクラストップレベルの390L。1.5Lハイブリッドのカタログ燃費(WLTCモード)は最高で30.8km/L、1.5Lガソリンエンジン車の19.8km/Lという低燃費も魅力です。
予算200万円以下の場合、現時点ではハイブリッドは難しいものの、1.5Lガソリンエンジン車であれば低走行距離の物件が流通しています。
【ステーションワゴン】使い勝手の良さがポイント。トヨタ カローラツーリング

ステーションワゴンでは、現行型のトヨタ カローラツーリングが予算200万円で十分に届きます。
ビジネスニーズを満たすカローラフィールダーも併売されていますが、ここではツーリングをピックアップしました。
2019年9月発売の同モデルは、全長4,495mm×全幅1,745mm×全高1,460mmというサイズで、最小回転半径はタイヤサイズにより異なるものの、5.0m〜5.3mに収まっています。
ワゴンのキモである積載性も高く、荷室容量は392L〜802Lを確保。
1.8Lのハイブリッド車はカタログ燃費(WLTCモード)29.5km/L、1.5Lガソリンエンジン車でも19.1km/L。
走行距離が短いハイブリッド車だと予算内には収まりませんが、1.5Lガソリンエンジン車であれば、低走行距離の個体もかなり揃っています。
【ハイブリッド】第2世代のe-POWER搭載した現行型。日産 ノート

新しめのハッチバックでは、現行型の日産 ノートが予算内に十分に収まります。
3代目になる現行ノートは、第2世代の「e-POWER」を搭載。100%モーター駆動によるスムーズな走りを享受できます。
とはいえ、シリーズハイブリッドですので電欠の心配がないところはe-POWERの美点です。
また内外装ともに質感が高く、”小さな高級車”というニーズも満たしています。
2020年12月には4WDも追加。最上級仕様の「X」グレードでも、200万円以下で走行距離が短い個体が多く流通しています。
【スポーツカー】数少ない国産スポーツカーなら、先代トヨタ 86(スバル BRZ)が狙い目

200万円以下のスポーツカーでは、トヨタ 86の先代モデルが選択肢が多く、同じ先代のスバル BRZと合わせて探すのがおすすめです。
上級グレードの「GT」や「GTリミテッド」の後期型でも200万円を切る個体が出てきています。
スポーツカーらしくカスタマイズ済みモデルが多く、好みに合えば狙い目でもありますが、個人的には走行距離が短く、ノーマルであるほうが無難だと思います。
スバル BRZは、2016年式であれば200万円以下でも選択肢に入ってきます。
【輸入車】世界的なスタンダード。フォルクスワーゲン ゴルフ(先代)が狙い目

圧倒的な知名度と人気を誇るフォルクスワーゲン ゴルフは,輸入車ながら200万円以下で、先代の7代目(ゴルフ7)が狙えます。
2012年から2020年まで販売されていた先代ゴルフも「MQB」と呼ぶ、最新のプラットフォームをベースとしていて、とくに高速域の走りは、いまでも一流といえる性能を享受できます。
「R」や「GTI」というスポーツグレードは、現時点では10万km近い過走行ぎみの物件になりますが、「コンフォートライン」や「ハイライン」であれば走行距離の短い個体も十分に選択肢に入ってきます。
ゴルフに限らず、フォルクスワーゲンは、先進安全装備も含めてグレードによる装備差が比較的小さいため、状態優先で選ぶと良いでしょう。
編集部のおすすめ
【コンパクトカー】普段のアシからロングドライブまでマルチに使えるトヨタ カローラスポーツ

トヨタ カローラスポーツは、12代目カローラのハッチバックモデルです。
第2世代のToyota Safety Senseが搭載されていますので、予防安全装備が気になるユーザーも安心して乗ることができそうです。
パワートレインは、デビューから2022年まで販売された1.2Lターボと、2022年に登場した2.0Lガソリン(NA)、それと1.8Lハイブリッドの3タイプ。
グレード構成は、下からG"X"、G、G”Z”の3つで、エントリーグレードにあたるG"X"は、8インチのディスプレィオーディオこそ標準装備されているものの、LEDヘッドライトのレベライザーがマニュアルだったり、タイヤホイールが15インチスチールホイールになるなど簡素化されていることがポイント。
いっぽう最上級グレードのG"Z"は、合成皮革スポーツシートやシートヒーター、デュアルゾーンオートエアコン、18インチアルミホイールなども装着されていますので、高級感を求める方におすすめです。
全長4.3mのボディの荷室容量は、セカンドシートを倒さない状態で352Lを確保。リアゲートの開口部も広く低床設計など、使いやすい設計となっています。
また取り回しの指針となる最小回転半径は5.1m〜5.3mと上々。コンパクトサイズですが見た目の雰囲気も悪くありませんから、SUVの背の高いボディは必要ないと考えるユーザーに最適な1台です。
【コンパクトSUV】市場を開拓してきた功労者。ホンダ ヴェゼル

初代ホンダ ヴェゼルは、フィットベースの都会派SUVとして2013年にデビューしました。
世界戦略車として開発され、作り込みが同価格帯のモデルよりも高級に仕上がっているのが特徴です。
エクステリアデザインは、SUVの安定感とクーペライクなスタイリングを融合。それでいてミニバンの快適性を実現するため、ルーフラインを闇雲に下げることなく、上質で快適な室内空間を実現しています。
内装で目を引くフローティングコンソールは、宙に浮いたようなデザインで下部もバックなどを置けるようになっているのが特徴です。そのおかげで前席左右のプライベート空間もしっかりと確保出来てます。
パワートレインは、1.5Lガソリンエンジンと、1.5Lのスポーツハイブリッドi-DCDという2本立てで、駆動方式はFFとAWDが選べました。
安全運転支援システムのHonda SENSING(ホンダセンシング)が搭載されたのは2016年以降。2018年からは、全車標準装備になりました。
中古車に目を向ければ比較的新しいモデルも手に入る

予算200万円という条件でも、中古車に目を向ければ比較的新しいモデルも視野に入ってきます。
コツは、最新型だけでなく熟成された先代モデルの最終型も選択肢に入れるのがポイントです。