快適な加速を楽しめる車を選ぶなら
中古車でも加速がいい車を選びたいという方も多いのではないでしょうか?
スバル インプレッサやレガシィをはじめBMW3シリーズなど加速が良いお勧めの中古車をご紹介します。
※2014年12月11日時点
クルマは「あなたを映す鏡」です
クルマの性能を語る上で、よく話題に上がるのがこの「加速」の性能ですね。移動手段である自動車、やはり加速は良いに越したことはありません。でもこれ、案外奥深いものです。馬力が大きければいいの?そうとばかりも限らないのです。
低中速トルクは大きいでしょうか?アクセルを踏んだとき「速い」「遅い」と言う判断の根拠になっているのは、この加速性能のことなのではないでしょうか。
性能は低いより高いに越したことはありません。そんなクルマの評価における「きほんの“き”」。考えてまいりましょう。
電気自動車・ハイブリッドカーはむしろこの性能をアピールすべし
電気自動車、ハイブリッドカーは自動車の動力源に電気モーターを採用しています。環境保護派の旗印、エコカーと言うと、とてもおとなしく、エネルギッシュ・アクティブな性能とはかけ離れた印象をもたれるかもしれません。
しかしながら、モーターは動き出すそのときがまさに発生トルクが最大になる仕組みになっているため、実は力強い加速が得られるのです。
ハイブリッドカーは始動トルクが大きく加速が大きい傾向があります。高速道路の右車線をものすごい勢いで走っていたりするハイブリッドカーは、おそらくそんなに燃費のアドバンテージがあるのではないでしょう。
ですから実際に購入した人から、こうした場面での「燃費があまり変わらない」などという的外れな感想などを言わせる前に、もっとしっかり「ハイブリッドカーの加速はいいのですよ!」と言うアピールを引き出せればよいのに、と思う次第です。
ハイブリッドカーはエコである前に「トルクたっぷりの加速感」をもっとアピールすべきではないでしょうか。
カタログを踊るハイスペック…が加速に寄与するとは限らない
最近では、環境指向も高まりから、高回転までエンジンを維持しないと高出力を搾り出せないようなエンジンは少なくなりました。
最近の小さな排気量で大きなパワーを発生するエンジンは、優秀な過給器と組み合わせられ、出来のいいミッションとの相性もよいため、街乗りのような低中速領域のエンジン回転数でも、力強い加速をするものです。
しかし、やはり加速のよしあしというのはトルクに依存します。
昔であれば排気量の大きいクルマは無敵でした。エンジンをやたらに回さなくとも大きなトルクを発生することで、加速も自在。長い上り坂などでもこれは大きなアドバンテージであると言えるでしょう。
クルマを選ぶ際、そのクルマの新車当時の最高出力だけ見て判断するのではなく、一見非力であっても、トルクのあるクルマのほうが加速性能は高いという事に注意しなくてはなりません。
昔ほど、馬力は高いものの低速域でのトルクが不足して乗りにくかったり、遅かったりするクルマは少なくなったように感じます。
ただ、逆転はしていないまでも、低グレードのでも実用域での加速性能は変わらないという例はいくつもあります。
BMW3シリーズも昔から6気筒モデルより4気筒モデルの方が街中では乗りやすい傾向があります。
スバルのインプレッサ、レガシイなども話題はターボの付いたスポーツモデルですが、実は一番ボトムレンジのグレードでも、しっかりとトルクを発揮させやすいエンジンセッティングできびきび軽やかに走ります。
ここを狙って乗り継いでいるファンも少なからずいるのです。