サポカー補助金の対象となる輸入車総合10選!中古車でも適用される条件とは?

輸入車もサポカー補助金の対象となることをご存知でしょうか。
この記事では、サポカー補助金交付の条件や注意点、サポカー補助金対象の中古で買える輸入車の紹介をしていきます。
サポカー補助金対象車や輸入車の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
- Chapter
- 輸入車もサポカー補助金の対象となる?
- 輸入車でもサポカー補助金の対象となる中古車10選
- サポカー補助金対象の中古車を購入する際の注意点3つ
- 輸入車でもサポカー補助金の対象となる中古車があることを知ろう
輸入車もサポカー補助金の対象となる?

輸入車には、必要条件を満たした車両がたくさんあるため、サポカー補助金の対象となります。また、中古車も輸入車同様に必要条件を満たせばサポカー補助金の対象となります。
ここからは、サポカー補助金の対象となる必要条件について説明していきます。
条件を満たせば適用される
サポカー補助金を適用するには、購入者が令和元年度中に満65歳以上となる高齢運転者であること、衝突被害軽減ブレーキやペダル踏み間違い急発進等抑制装置が搭載されていること、という点が必須条件です。
また、衝突被害軽減ブレーキが搭載されていて、かつペダル踏み間違い急発進等抑制装置も搭載する車であれば、新車、中古車問わずサポカー補助金の対象となります。
出典:サポカー補助金とは - 次世代自動車振興センター
輸入車でもサポカー補助金の対象となる中古車10選
ここからは、輸入車でもサポカー補助金の対象となる10種類の中古車を紹介していきます。
サポカー補助金の対象となる輸入車は数多くあります。多くの対象輸入車の中から1つ1つ調べていくのは大変なため、下記の内容を参考にして購入を検討してみましょう。
1:アウディ
アウディは、日本でも知名度が高いフォルクスワーゲングループ傘下のメーカーです。ポルシェやベントレー、ランボルギーニなどと同じくフォルクスワーゲングループ傘下に該当します。
柔らかなイメージを与えるボディーデザインと、比較的リーズナブルな価格で、初めての輸入車としての選びやすさがポイントです。
アウディのほとんどの車両には、「クワトロシステム」というアウディの独自システムが使われているため、濡れた路面や高速走行でも高い安定性を誇ります。
Aシリーズ

Aシリーズは、アウディのベーシックモデルです。
Aシリーズには、A1からA8までのラインナップがあります。エントリークラスのA1からA8のハイエンドクラスとなり、数字が大きくなるにつれて車体やエンジンが大きくなります。
A1は、Sportbackと呼ばれる1タイプのみのラインナップです。
Sシリーズ

Sシリーズは、Aシリーズのボディーをベースにしたスポーティーなシリーズです。Aシリーズをスポーティーにアップグレードしているため、スポーティーな乗り心地を体感できるでしょう。
Sシリーズのモデルは全て4WDで、Aシリーズの車種よりもハイパワーであり、価格もAシリーズよりも高価になります。
2:BMW
BMWは、「駆け抜ける喜び」というスローガンを半世紀以上掲げるドイツの自動車メーカーです。
BMWには、高速道路渋滞時のハンズ・オフ・アシストを搭載した車両などの長距離・長時間走行を快適にする機能性の高い車が多いのが魅力の1つです。
また、「X3 M40i」という車種のように、「BMW M社が開発しているモデルという意味のM」や「排気量が約4000ccという意味の40」、「ガソリン車であるという意味のi」など、車種番号でどういう仕様の車なのかが分かりやすくなっています。
3シリーズ

BMWの中核を担うスポーツタイプのセダンです。3シリーズは、日本国内で人気の高い輸入車です。
ディーゼル車のため燃費性能が高く、後輪駆動ならではの走行性で運転の楽しさをダイレクトに感じられる車種だといえるでしょう。
ハンズ・オフ・アシストを搭載しているため、長距離・長時間走行の疲れを軽減してより運転を楽しむことも可能です。
Xシリーズ

Xシリーズは、広い選択肢が魅力的なSUVタイプです。
BMWのXシリーズは、X1からX7までの7種類あります。奇数のモデルはバランス型、偶数のモデルはクーペ風と特徴が分けられています。
それぞれにもグレード分けがあり、例えばX1の場合では、Standard、xLine、M Sportの3つのグレードに分かれています。
また、Xシリーズは、全モデルBMW xDriveと呼ばれる四輪駆動システムを搭載しており、常に走行状況を検知し駆動を最適可するため、雨で濡れた道や急カーブなどでも安定した走行が可能です。
3:メルセデス・ベンツ
メルセデス・ベンツは、ドイツの代表的な自動車メーカーのひとつです。
高級車といえば、まず思い浮かぶのがメルセデス・ベンツだという方も多いのではないのでしょうか。
落ち着いた外装と内装の上質さが特徴で、安心感と高級車ならではの乗り心地、所有した際の充実感が魅力のメーカーといえるでしょう。
ベンツといえばセダンのイメージが強いですが、近年は小型車開発にも力を入れており、ラインナップが豊富なメーカーです。
A-Classシリーズ

A-Classシリーズは、ベンツの中では比較的リーズナブルなシリーズです。
ハッチバックとセダンの2種類のラインナップがあり、ベンツの伝統的なエレガントさを兼ね備え、MBUXという対話型AIシステムを搭載しています。
口頭で目的地にナビを設定したり、直感的に操作ができるといった魅力があります。
EQC 400

EQC 400は、ベンツ初の電気自動車です。
ベンツの優雅さに、電気自動車ならではの静かさを組み合わせたのが特徴です。高いパワーとトルクを誇る最新鋭のSUVに仕上がっています。
また、A-Classシリーズ同様にMBUXを搭載しており、電気自動車と対話型AIといった新時代のテクノロジーを一気に味わえるのも大きな魅力です。
4:フォルクスワーゲン
フォルクスワーゲンは、フォルクスワーゲングループを構成し、その傘下にはポルシェも含まれています。
運転手が設定した車速の中で、前走車との車間や走行レーンを一定に保つシステムや、ドライバーの疲労度をチェックして通常の運転パターンと異なる動きを検知し表示と警告音で知らせてくれる「Fatigue Detection System」というシステムを搭載しています。
この技術力の高さに加え、輸入車の中でもリーズナブルな価格帯で販売されているメーカーなため、比較的安価で購入できるのも1つの魅力といえるでしょう。
T-Roc

T-Rocは、コンパクトな見た目とは裏腹に、中がゆったりとしたSUVです。
一見コンパクトに見えますが、中にはゆったりと乗れる空間があります。ディーゼル車で燃費性能も高く、サイズ感も比較的コンパクトなため、ちょっとした買い物の際などにも乗りやすいです。
Golf

Golfは、発売から長く愛されるハッチバック車です。
Golfの特徴は、なんといっても頑丈さです。
また、フォルクスワーゲン純正の「カーナビ」が大画面で見やすく、3列シートのモデルやハイパワーなモデルなど複数展開されているシリーズの中から自分の好みに合わせて選べるところが魅力です。
5:ボルボ
ボルボは、安全かつ頑丈な車作りを心がけたメーカーです。
3点式シートベルトの発明など、他の輸入車メーカーよりも、創業時より安全かつ頑丈な車作りを心がけ続けているという特徴があります。頑丈さに加え、高い走行性能があるため、アウトドア好きの方にとって好ましいメーカーです。
XC40

XC40はコンパクトSUVで、燃費性能の高いハイブリッドカーです。
XC40の魅力は、燃費消費を抑えながらもハイパワーで、高い耐久性があるところです。コンパクトSUVでありながら、車内が広々としていて多くの収納があるところが特徴であるといえます。
XC40には、ガソリンエンジンと電気モーターで走行する「プラグインハイブリッド」モデルがあり、プラグインハイブリッドのモデルであれば、ガソリンエンジンを停止したまま電気モーターのみで走行することも可能です。
S60

S60は、ボルボの現行車の中で唯一のセダンタイプです。
ボルボのラインナップはSUVやステーションワゴンがメインですが、S60はその中で唯一のセダンタイプで、マッサージ機能を備えたシートを搭載しているため、長距離の運転の疲れを軽減してくれます。
S60には、XC40と同様にプラグインハイブリッドのモデルがあり、1度フル充電をすると、通勤などの日常的な運転であれば電気モーターのみの駆動で問題なく運用することができます。
サポカー補助金対象の中古車を購入する際の注意点3つ

サポカー補助金の対象となる中古車を購入する際には、3つの注意点があります。
サポカー補助金を受け取るための条件ともいえる内容です。場合によっては、補助金の返納を要求される可能性もあるため、下記の内容に注意して中古車の購入を検討しましょう。
1:法人名義は対象外
自家用自動車は、法人名義での購入の場合は、サポカー補助金の対象外になります。
法人名義での購入は、新車・中古車問わずサポカー補助金の対象外となるため、注意しましょう。
事業用自動車も、法人名義でサポカー補助金の対象となりますが、バスや貨物車などの車種限定となり乗用車などは適応しないため、注意しましょう。
出典:サポカー補助金の対象となる中古車の車種等が決定しました(2.留意事項)
2:1年以上の所有が必要
サポカー補助金を交付された場合は、1年以上の期間所有しなければいけません。
サポカー補助金の交付を受けた中古車は、中古車として登録か自動車検査証交付された日から1年以上の期間、自動車検査証上の使用者の名義を変更してはいけません。
違反すると、サポカー補助金を返納しなければならなくなります。
出典:サポカー補助金の対象となる中古車の車種等が決定しました(2.留意事項)
やむを得ない場合は届出が必要
廃車などのやむをえない場合には、届出をすればサポカー補助金の返納が不要となります。
地震などの天災で走行不能車になり廃車にした場合や、過失のない事故で廃車になった場合・一般社団法人次世代自動車振興センターが特別に認める場合などでは、「財産処分承認申請書」を届け出て承認を得ることで返納不要となります。
しかし、一般社団法人次世代自動車振興センターの承認を得ていないのに、届出を出さずに処分制限期間内に廃車にしてしまった場合には、サポカー補助金を全額返納しなければなりません。
出典:サポカー補助金の対象となる中古車の車種等が決定しました(1.サポカー補助金の対象となる中古車の車種)
3:交付は1人1台まで
サポカー補助金の交付は、中古車・新車を問わず1人につき1台に限ります。
これは、自動車検査証上の使用者1人につき1台という意味です。
例えば、夫婦共に65歳以上でかつ2人とも運転免許を所有している場合では、一家で2台までサポカー補助金の交付を受けることが可能です。
出典:サポカー補助金の対象となる中古車の車種等が決定しました(2.留意事項)
輸入車でもサポカー補助金の対象となる中古車があることを知ろう

今回は、輸入車や中古車でもサポカー補助金の対象になることや、対象の輸入中古車、中古車購入の際の注意点などを紹介してきました。
サポカー補助金対象の輸入車は、今回紹介した10種類以外にも、多くあります。
サポカー補助金は、申請総額が予算額を超えると募集が終了してしまいます。輸入車でもサポカー補助金の対象となる中古車があることを知って、購入を検討してみましょう。