【2021年5月版】ハイゼットカーゴ中古車の最新相場と狙い目モデル9選!選び方も紹介

軽バンを購入したいけれど、何を選んだらいいかわからないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、軽バンのハイゼットカーゴの特徴や相場・選び方などを紹介していきます。軽バンの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
- Chapter
- ハイゼットカーゴはどんな車?
- 中古車の価格相場の調べ方
- ハイゼットカーゴ中古車の狙い目モデル9選
- 相場価格×年式からみた狙い目モデル3選
- 年式×走行距離からみた狙い目モデル3選
- カラー別の狙い目モデル3選
- ハイゼットカーゴ中古車の選び方と注意点5個
- 手頃な相場価格で自分好みのハイゼットカーゴ中古車を見つけよう
ハイゼットカーゴはどんな車?

ハイゼットカーゴはダイハツ製のいわゆる軽バンのことです。
1994年にハイゼットバンがフルモデルチェンジし、その際にハイゼットカーゴと名前も変更されました。
ハイゼットカーゴは、維持費が安く、軽バン特有の荷室の広さと大きな開口部で荷物の出し入れがしやすい車種として知られています。
中古車の流通量が比較的多く、同じ車種の中でも状態と価格などで車体の選択しやすいところが特徴です。
中古車の価格相場の調べ方

中古車の価格相場は、インターネット上ですぐに確認できます。
少し前までは中古車情報の雑誌などを買って相場を調べたり、中古車店での聞き込みなどが主流でした。現在ではネットの普及により、中古車情報がネット上ですぐに確認できるようになっています。
検索エンジンで「ハイゼットカーゴ 中古相場」などで検索してみましょう。
ハイゼットカーゴ中古車の狙い目モデル9選
ハイゼットカーゴは、1999年発売から2004年の2代目が登場するまで販売されていた初代モデルと、2004年末に初代からフルモデルチェンジした2代目ハイゼットカーゴがあります。
2代目ハイゼットカーゴは初代モデルからフルチェンジし、安全性の高いモデルに変化しました。
これらを踏まえたうえで、車選びドットコムに掲載されているダイハツ・ハイゼットカーゴの中古車相場をもとにハイゼットカーゴ中古車の狙い目モデルをさまざまな目線に分けて9つ紹介していきます。
相場価格×年式からみた狙い目モデル3選

まずは相場価格と年式からみたモデル3選を紹介します。
まだ予算が決まっていない方にもわかりやすいように解説していきますので、相場と年式を合わせて確認していきましょう。(※上記画像は2021年6月10日時点の情報)
1:2016年式65万円台
2016年式は以前のハイゼットカーゴと比べ、燃費性能向上と装備追加によって利便性が向上しているモデルになります。
それ以前のハイゼットカーゴよりも追加機能が多くなり、性能が向上している2016年式は、65万円台を目安にしながら探していくと、状態が良い車体も多く見つけられるため狙い目といえるでしょう。
2:2017年式75万円台
2017年式はスマートアシスト付きのAT車とスマートアシストがついていないMT車が混在する年式です。
AT車には、もともとスマートアシストが搭載されていますが、MT車には翌年の2018年式からスマートアシストが搭載されました。
万が一、スマートアシスト搭載を条件としてハイゼットカーゴを探す場合は、間違いないように覚えておきましょう。
これらのことから2017年式のAT車で探してみると、スマートアシスト搭載が条件であれば、75万円台が狙い目となるでしょう。
3:2020年式90万円台
2020年式からはハイゼットカーゴの全グレードに周囲の明るさにあわせて点灯、消灯するオートライトが実装されたことにより、安全性が向上しています。
製造からあまり年月が経っていない分、100万円を超える車両が多くなっており、その中で90万円台は少しだけ安い価格帯となりますが、一部の中古車・軽自動車の検索サイトでは、2020年式で90万円台の車両が多く見つかるため、参考にしてみてください。
そのため安全性を重視する方は、2020年式で90万円台のハイゼットカーゴは狙い目といえるでしょう。
年式×走行距離からみた狙い目モデル3選

ハイゼットカーゴ中古車の判断基準として、価格はもちろんですが、それ以外に走行距離を判断基準にする方が多いでしょう。
ここからは、年式×走行距離からみた狙い目モデルを3つ紹介していきます。走行距離を重視する方はこちらを参考に探してみてください。(※上記画像は2021年6月10日時点の情報)
1:2016年式走行距離1〜3万km
発売から年数が経っていることと商用車ということもあり、走行距離車1~3万kmの車体が多い訳ではありません。
2016年式は5万km以上の中古ハイゼットカーゴが多い中、2016年式の走行距離車1~3万kmのハイゼットカーゴがあれば狙い目だといえるでしょう。
そのため、2016年式の走行距離車1~3万kmかつ狙い目の相場価格65万円台で中古ハイゼットカーゴを見つけることができれば、要チェックしておくといいでしょう。
2:2017年式走行距離3万km未満
2017年式走行距離3万km未満であれば、目安相場よりも安いハイゼットカーゴを見つけられる可能性があります。
商用車のため、やはり走行距離は3kmを超えるハイゼットカーゴが多いですが、2016年式よりも中古車市場に車両数も多いため、3万km未満の車両も比較的多くあります。
そのため、思ってもみない価格でハイゼットカーゴを見つけられる可能性があるでしょう。
3:2020年式走行距離5,000km未満
2020年式は走行距離5,000km以上との金額差がほとんどないため、走行距離5,000km未満は狙い目です。
ハイゼットカーゴは商用車のため、走行距離が長くなります。そのため、2020年式でも走行距離5,000km以上のハイゼットカーゴも多くあります。
走行距離5,000km未満でも、走行距離5,000km以上のハイゼットカーゴと大きな金額差や状態差はないため、2020年式走行距離5,000km未満が狙い目といえるでしょう。
カラー別の狙い目モデル3選
ここからは、ハイゼットカーゴの中でも狙い目の3色を紹介していきます。
相場の金額や走行距離でだけではなく、車のカラーなど見た目を重視し車を選ぶ方も多いでしょう。
ハイゼットカーゴはカラーの種類も多いため、条件次第で気に入ったカラーのハイゼットが手にできる可能性もあります。自分にあったカラーの参考にしてみてください。
1:人気のホワイト

ホワイトは、中古車市場に非常に多く探しやすいカラーです。そのため、条件を多くつけて探しても、自分にあった条件の車両を見つけやすいでしょう。
また、ホワイト系でも通常のホワイトより少しゴージャスに感じるパールホワイトというカラーもありますが、中古車市場ではホワイトに比べると少ない傾向にあります。
2:輝きと品格のあるシルバー

シルバーは高級感がある王道のカラーです。
シルバーも、ホワイトと大差がないくらいに人気のカラーですが、どことなく高級さも感じられるカラーなため、ホワイト以外で選ぶ際にも選びやすい王道のカラーです。
また、汚れなども目立ちにくいため手入れも簡単にできるというメリットもあります。
3:おしゃれなメタリック

メタリックは、軽バンとは思えないオシャレなカラーです。
現行のハイゼットカーゴには、シルバーを含めると5色ものメタリック系のカラーがあります。
王道や人気なカラーを選びがちになってしまう軽バンでも、ピンクやグリーンなど比較的自由なカラーが選べるのはハイゼットカーゴの1つの良さといえるでしょう。
ハイゼットカーゴ中古車の選び方と注意点5個

ここまでは、ハイゼットカーゴの特徴や狙い目について紹介してきました。
初めて中古車を購入する方は、相場や狙い目がわかっても、どのような車両を選ぶべきかわからないという場合も多いでしょう。
ここからは、ハイゼットカーゴ中古車の選び方と注意すべき点を5つ紹介していきます。
1:修復歴車は避けるのが無難
修復歴のある車は、ない車よりも故障のリスクが上がってしまいます。
事故ではなく日常の走行による故障であったとしても、同じところだけでなく別のところにも故障が起こりやすくなっている可能性があります。
たとえ安く購入できたとしても、購入後に故障してしまい修理に出すと、修復歴のない車を買うよりも高くついてしまう可能性もあります。
損するリスクを避けることや身の安全のためには、修復歴のある車を購入するのは避けることが無難でしょう。
2:バッテリー交換の必要性を確認
中古車両の場合は、販売店によってはバッテリーを交換していない可能性があるためチェックしておきましょう。
点検検査済で販売されている車両でも、販売店の判断やバッテリーの状態によっては、新品バッテリーに交換されていない場合があります。バッテリーは消耗品であるため、タイヤなどの他消耗品と一緒に状態をチェックすることが必要です。
バッテリーの状態によっては、購入店と相談し、交換してもらうようにしましょう。
3:走行距離が極端に長い・短い車は要注意
製造日からそれほど日が経っていないのにもかかわらず走行距離が長い場合は、車に負担がかかっている可能性があります。
逆に、製造日は年数が経っているのに走行距離が短い車両の場合は、その車両の前オーナーが長期間放置していた可能性もでてきます。
購入の際に、製造日と走行距離のバランスに違和感を感じた際は、車の部品など他の部分の状態を重点的に確認しておきましょう。
4:内装状態もしっかりチェック
内装が綺麗であれば多少安心してしまう方もいるでしょう。しかし、チェックしなければいけないのはそれだけではありません。
見えにくい部分の汚れや異臭の有無、全てのスピーカーから音が出るのかといった点は、実車を見た際にしっかりチェックしておくべきポイントになります。
実車を見てもしっかりとチェックしなければ、思わぬところに汚れがあったり、実は電装系の動作がおかしいなど予期せぬ部分に不具合が出る可能性も考えられます。
不具合に気づかず購入してしまったということにならないよう、しっかりとチェックしてから購入検討するようにしましょう。
5:下取り価格も上手に交渉
下取り価格よりも、他店で売った方が高く売れることがあります。
車の購入は大きな買い物になるため、乗り換える場合は現在乗っている車を可能な限り高く買い取ってもらいたいと考えている方もいるでしょう。しかし、販売店は利益を出すために安く買い取りたいと考えている可能性があります。
交渉の際は、販売店の提示価格を踏まえたうえで、具体的な希望価格などを提示してみましょう。他店で見積もりを出しているならば、提示することも1つの作戦です。上手に交渉し、下取り価格をアップしてもらいましょう。
手頃な相場価格で自分好みのハイゼットカーゴ中古車を見つけよう

本記事では、ハイゼットカーゴの特徴やハイゼットカーゴ中古車相場、選び方や注意点などを紹介してきました。
ハイゼットカーゴは軽バンなので商用車としてのイメージもありますが、広い荷室という特徴から、そのままアウトドア・レジャー向け車両として利用する方や、車中泊がしやすい車内に改造する方も増えています。
手頃な相場価格で自分好みのハイゼットカーゴの中古車を見つけましょう。