1.修復歴 : 紙をくしゃくしゃに丸めてからしわを伸ばし元のようにしようとしても元には戻りません。自動車は精密に計算されタイヤ4点に車重がかけられています。どこかに過度の負担がかかるとやはり色々なとことに不具合が広がってゆきます。
2.走行距離 : 距離はなるべく少ない方が良いでしょう、但し、記録簿などを確認して過去からの距離数の正誤性を確認することがベストです。現在の自動車、特にトヨタ車などはオイル交換をこまめにしているだけで30万キロ以上使用できるのが当たり前のようになっています。ですが、距離に対する経年劣化ブッシュやなどのゴム類は使用環境によって異なりますがある程度の時期ごとの交換が必要です。したがって距離の少なく屋根付きの車庫で保管されている車は内外装ともに劣化率が低いです。
3.保証対応 : 今や走行距離無制限保証が当たり前のようになっています。もしやのときに対応される保証システムのある販売店での購入がお勧めです。また、試乗を嫌がるお店は注意です。
4.安物買いの銭失い : インターネットサイトの発達で全国的に自動車の仕入れ相場はほぼ一律です。あとは販売店のマージンをどのくらい載せているのかで価格の差が出てきます。極端に安すぎる商品はよほどの注意が必要です。1・2・3の事項をしっかり確認してください。また、車両店頭価格は他店より安いのに支払総額がものすごく高くなる。このような悪質な販売店が急増しているようです。例えば諸経費項目が多く他店と比べて高額になっている。必要のない用品、メンテナンスを無理に計上される。これらは車両価格を安く見せかけ、車両以外の商品(ガラスコーティングなど)をセットでしか販売しない「抱き合わせ商法」と言って違法な販売方法です。
5.できることなら長い間経営をしている販売店を選ぶ : 中古車センターは出来てはつぶれと経営者の入れ替わりの激しい業界です。10年以上経営をしているところはほんの一握りです。20年30年と経営ができているのはそれなりの理由があるからです。100円のものを買うのとは違います、コンビニのようにどこでもいいっといったわけにはいきません。信頼のおけるお店選びから始めることをお勧めします。
以上、ご参考までに。