欲しいクルマが、きっとみつかる。車選びドットコム

  • お気に入り0
  • 閲覧履歴0
欲しいクルマが、きっとみつかる。車選びドットコム

中古車・中古車販売(検索)なら車選びドットコム!
豊富な中古車情報と画像&動画で検索可能!

  • サイトマップ
  • お気に入り0
  • 閲覧履歴0

安全性能が高い車ランキング

ライターおすすめの安全性能が高い車をランキング形式でご紹介します。

クルマの安全性能評価(自動車アセスメント)は、日本では「JNCAP」、アメリカでは「U.S. NCAP」や「IIHS(道路安全保険協会)」、ヨーロッパでは「Euro NCAP」など、世界各国、地域で第三者機関により行われています。「衝突安全性能」と「予防安全性能」などを統合して評価する総合安全評価であるのが特徴です。
ここでは、コスト面で有利な高級車だけでなく、軽自動車、コンパクトカー、中型クラスのSUVなども含めて、自動車アセスメントで高く評価されたモデルを中心にご紹介します。

5位:日産 ルークス / ルークスハイウェイスター

広大なキャビンを備えた軽スーパーハイトワゴン。

5位:日産 ルークス / ルークスハイウェイスター

日産 ルークス / ルークスハイウェイスターは、「自動車安全性能2021」で、最高評価の5つ星「ファイブスター賞」に輝いています。ただし、2022年2月に日産ルークスは、ブランド違いの兄弟車である三菱eKクロス、eKクロススペースとともに、運転席エアバッグの展開挙動で法規要件の一部を満たさないとしてリコールを出しています。
ここでは、リコールによる対策済みを前提に、日産 ルークス / ルークスハイウェイスターの安全性能をチェックしたいと思います。「自動車安全性能2021」では、総得点が176.54点/190満点。衝突安全性能評価は、86.54点/100満点。予防安全性能評価は、82点/82満点。事故自動緊急通報装置は、先進型を備え、8点/8点満点。
なお、トピックスは、日産の軽で初装備された「アダプティブLEDヘッドライトシステム」。前走車がいる場合でも周辺をハイビームで照射することで、夜間の歩行者などの視認性を高めるなど、安全性を向上。先述したように、予防安全性能評価で満を獲得し、最高評価の「ファイブスター賞」の獲得に大きく寄与しています。
なお、衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警報などは全車標準で、万一の事故や急病時に対応する「SOSコール」などはタイプ別設定になっています。

日産 ルークスの中古車を見る

4位:日産 ノート / ノートオーラ

100%電動駆動の「e-POWER」専用モデル。最高評価の「ファイブスター賞」を獲得。

4位:日産 ノート / ノートオーラ

トヨタ アクアなどと熾烈な販売競争を繰り広げている日産 ノート。
2021年4月から2022年3月までの登録車の新車販売ランキング(自販連調べ)では、9万5521台で、4位にランクインしています(5位は8万4734台でアクア)。「自動車安全性能2021」でノート / ノートオーラは、最高評価の「ファイブスター賞」を獲得しています。
なお、2020年度から開始された新たな総合評価では、ノートシリーズは、1.6Lエンジン以下のコンパクトセグメントにおいて最高得点を獲得したことになります(2021年10月時点の日産調べ)。
ノートシリーズは、自動車安全性能2021の総得点において、176.73点/190点満点。衝突安全性能評価は、86.79点/100点満点。予防安全性能評価は、81.95点/82満点。事故自動緊急通報装置は、先進型で8点/8満点。
なお、同じく「自動車安全性能2021」の対象車種になったアクアは、同じく「ファイブスター賞」を獲得。衝突安全性能評価は、総得点が173.79点 /190満点で、3点ほどノート・シリーズよりも低くなっています。
ノートシリーズには、5つのカメラ、3個のミリ波レーダー、8個のソナーを備え、対向車や先行車を検知して自動的に照射範囲を切り替えるアダプティブLEDヘッドライトシステムを搭載。
さらに、衝突被害軽減ブレーキは、自転車や夜間の歩行者にも対応するほか、障害物に加えて前進時は人や車両も検知するペダル踏み間違い防止装置なども用意されています。
全車にこうした先進安全装備を標準化するほか、「側方衝突防止支援システム」、「後側方車両検知警報」、「後退時車両検知警報」は最廉価仕様をのぞきオプション設定になっています。

3位:三菱 アウトランダーPHEV

給油できれば電欠の心配がないPHEV。アウトドアから災害時まで給電も可能。

3位:三菱 アウトランダーPHEV

2021年12月に新型にスイッチした三菱 アウトランダー。日本向けは、プラグインハイブリッド車であるPHEVのみとなっています。
スリーサイズは、全長4710×全幅1860×全高1745mmで、ミドルサイズ以上、ラージサイズ未満というサイズ感になっています。
J-NCAPの「自動車安全性能2021」では、総得点が176.77点/190満点。衝突安全性能評価は、86.77点/100満点。予防安全性能評価は、82.00点/82満点。事故自動緊急通報装置は、先進型で8点/8点満点となっています。
新型アウトランダーPHEVは、衝突安全性能に寄与する衝突安全強化ボディで、同社初の超高張力鋼をキャビンに採用することで、乗員の安全性向上に貢献しています。
衝突被害軽減ブレーキは、車両や歩行者、自転車(昼間のみ)に対応するほか、壁などの障害物に加えて、前進時は人や車両も検知するペダル踏み間違い防止装置など、9つの先進運転支援機能からなる「e-Assist」が全車標準化されています。
先行車や対向車を幻惑せずにハイビームの照射も可能なアダプティブLEDヘッドライトを含めて、先進安全装備はほぼ全機能(サード3点式ELRシートベルトは上位機種に採用)が全車に標準装備されています。

2位:ホンダ ヴェゼル

コンパクト以上ミドルサイズ未満のサイズと生まれ変わった、内外装が人気の新型SUV。

2位:ホンダ ヴェゼル

ホンダ ヴェゼルのボディサイズは、全長4330×全幅1790×全高1580mm。
「自動車安全性能2021」の総得点は、177.04点/190満点。衝突安全性能評価は、89.92点/100満点。予防安全性能評価は、79.12点/82満点となっています。
衝突安全性能では、衝突時に、乗員に加わる衝撃を制御する独自の安全技術が採用されているのをはじめ、衝突時に相手車両の乗員に加わる衝撃も抑えるボディ構造が採用されているのもトピックス。
一方の予防安全性能では、全車に先進安全装備の「ホンダ・センシング」が標準化されているほか、広角カメラと高速画像処理チップにより、対象物(人)の検知能力が向上。
さらに、見通しの悪い場所での駐車や車線変更をサポートする機能などがグレード別設定されています。ヴェゼルは、アウトランダーPHEVよりもひと回り小さいにも関わらず、衝突安全性能評価でも総合評価でも上回っていることが評価できます。

1位:スバル レガシィアウトバック

快適なロングドライブを提供するグランツアラーモデルがファイブスター大賞を獲得。

1位:スバル レガシィアウトバック

2021年10月に発表されたスバルの6代目レガシィアウトバックは、ステーションワゴン派生型のクロスオーバーモデルの元祖といえる存在です。
現行型は、全長4870×全幅1875×全高1675mmという堂々たるサイズが与えられています。
新型レガシィアウトバックは、「自動車安全性能 2021」の評価対象車種(乗用車10車種、軽自動車3車種の全13モデル)のうち、最高得点に輝き、「ファイブスター大賞」を獲得しています。総得点は、185.02点/190満点と非常に高い得点を得ています。
衝突安全性能評価は、95.07点/100満点で、予防安全性能評価は、ほぼ満点に近い81.95点/82満点。
衝突安全性能では、SGP(スバルグローバルプラットフォーム)とフルインナーフレーム構造が採用されていて、先代から車体強度の大幅な向上やフレームワークの最適化が盛り込まれ、衝突エネルギー吸収率を一段と向上させています。
また、最新世代の「アイサイト」が採用され、予防安全性能の高さがとくに高く評価されています。事故自動緊急通報装置は、先進型で8点満点となっています。
なお、「アイサイト」を含む先進安全装備は、全車標準です。

塚田 勝弘

塚田 勝弘|つかだ かつひろ

自動車雑誌、モノ系雑誌の新車担当編集者を約10年務めた後に独立し、フリーランスライターとしても10年が経過。自動車雑誌、ライフスタイル雑誌、Web媒体などで新車試乗記事やカーナビ、カーエレクトロニクスなどの記事を展開している。

車ランキング カテゴリー一覧