希望の査定額で車を売却するための交渉のコツ
クルマを売ろうと決めた時、愛車は少しでも高く売りたいものですよね。しかし、いざ買取金額の交渉となると身構えてしまう方も多いのではないでしょうか。きちんと交渉をして自分の希望額に少しでも近づけるためには、正しい知識や方法を知ることが必要になります。
この記事では、クルマを売るときに役立つ交渉術についてご紹介します。
自分の希望額を伝えて交渉しよう
クルマの買取金額、少しでも高いほうがいいですよね。でも自分のクルマが一体いくらで売れるのかはじめは分からないと思います。
まずは、ディーラーに下取り額を出してもらったり、買取業者の買取査定を受けてみましょう。 下取りや買取査定で一度見積もりを出してもらうと「~円以上にならないかな?」という希望や、これ以上なら売却してもいいという基準のようなものができてくると思います。
複数の買取業者の見積もりを受けましょう
**クルマを高く売るなら、一つの買取業者の見積もりで売却を決めてしまわずに、複数の買取業者で見積もりすることをオススメします。**最近では複数の買取業者から見積もりを出してもらうことは珍しいことではなく、買取業者も想定内のことです。複数の買取業者で見積もりをしてもらうことを"相見積もり"と言います。
複数の買取業者と交渉するときのポイントは、他社の見積もり金額を伝えること。「○○店では○○円が出ました」と交渉してみましょう。そうすることによって、交渉金額がアップする場合があります。
自分の希望額、現状を伝えましょう
交渉する際にはしっかり自分の希望や現状を伝えたほうがよいでしょう。
- ・「〜円が出たら◯月◯日にはクルマを渡します」
- ・「他社では※※円という条件を出ています。これ以上なら売却したいと思います。」
- ・「手元に~円残したい」
そういった条件を提示すると交渉がスムーズに進みます。
買取金額をアップさせるコツ
提示された査定金額を聞いて「そんなに安いのかあ、それだと次の車買うのは難しいなあ」と思うこともあると思います。しかし、査定金額は一律で決まっているわけではないので、最初に提示された査定金額が変わる場合もあります。
オプションや車検までの残り日数をアピールする
交渉する際には装備、オプション、色、そして車検までの残りの日数などアピールできそうな箇所を出来るだけ買取業者に伝えましょう。「このクルマ少しこういうところはプラスになると思いますよ」ということを強調するのです。
純正オプションや安全装備、ナビや革シート、サンルーフなどは査定額が上がりやすい装備です。これらの装備がある場合は、査定額に反映されているか必ず確認しましょう。買取業者も見落としている場合があるからです。
入庫時期(引き渡し時期)を前倒しする
「クルマの引き渡し時期がいつになるのか」 によって査定金額がアップすることもあります。例えば、もし可能なら**「今日引き渡せます」**という条件を出してみましょう。
時は金なり!と申しますが、**クルマの売却で引き渡しは「なるべく早い」ほうがよいのです。**こうすることでクルマによっては数万円から十万円以上も変わってくる場合があります。
まれにそれを大きく超える査定金額が出る場合もありますのでとにかく相談してみましょう。
希望と開きのある金額を提示された場合の対応
査定金額が出ても希望金額と大分離れていることもあると思います。
- ◎ 売却の意思を示して、引渡し時期を明確に提示してもなお希望金額に遠く及ばない場合
- ◎ 査定はしたけど売りたくない場合
これらの場合はどうしたらよいのでしょうか。 いずれにしてもはっきり「今日は売却しません!!」と伝えましょう。あなたの愛車を今売るか、いつ売るか、当たり前ですが決めるのはあなたです。
これ以上持っていると値段が下がると言われる場合もある
最近はだいぶ減りましたが、「これ以上持っていると値段がどんどん下がるかもしれませんよ…」と不安を募らせたりする買取業者も昔は散見されたようです。もちろん事実かもしれません。
ただ値段が下がっても所有しつづける、という選択肢もオーナーに下す権利があるので、金額に納得しない場合は売却しないようにしましょう。
希望額が出れば売るのか、乗り続けるのか明確にしましょう
また「希望の金額が出れば売る」のか、「しばらく乗り続ける」のかということも明確に告げたほうがいいかと思います。というのも買取業者が「あなたが売ろうとしたクルマ」を買いたい顧客が見つかった場合などに連絡を入れてくるケースがあるからです。
そのような場合には買取業者も売り手が決まっているので、買取金額がアップします。連絡が不要な場合も買取業者に伝えましょう。
もしも商談が長引きそうな場合
買取査定で買取店がなかなか引き下がってくれない場合もあります。それはあなたのクルマがそれだけ魅力的、何とかして買い取りたいと思わせるクルマであるという事実でしょう。
しかし、売る気がない場合は買取業者に無理に合わせる必要はありません。
買取査定を短めに切り上げるには、買取査定の後に「適度な用事」を入れておいてもよいですし、1時間半くらいのタイミングでお友だちに電話の着信をいれてもらう約束をしておくのも1つの手です。
とにかく、納得できなければ売らない!!固い決意のもと、査定をしてもらいましょう。
まとめ
- 複数の買取業者で見積もりすること!
- 希望額、売却する条件を伝えると交渉がスムーズ。
- オプションや車検の残り日数なども交渉の材料に。
- 引き渡し時期を前倒しにすると、査定金額がアップする場合もある。
- 売却しない場合は、「希望の査定額が出たら売る」のか「しばらく乗り続ける」のか明確に!
まずは愛車の値段を調べてみよう
愛車を少しでも高く売りたいとお考えの方は、一括査定サイトで愛車の価格を調べるのがおすすめです。
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愛車の本来の価値を知るためにも、まずは値段を調べてみましょう!