車の出張査定とは

車の出張査定とは、買取店の査定士やディーラーに自宅や車の置いてある場所まで来てもらい、その場で査定を受けることです。

出張査定は多くの買取店で行っていますし、店舗に行く手間が省けることから、店舗を訪れるのが面倒だという方におすすめの査定方法です。

また、車検切れの際や事故車など、車を動かせないときでも出張査定は利用可能です。

出張査定の流れ

それでは実際に、出張査定がどのような流れで行われるのかを確認していきましょう。

電話やWebサイトから買取業者に査定依頼

出張査定を受けるためには、まずは電話での問い合わせ、もしくは買取店の公式サイトから査定申し込みの入力フォームに査定したい車両の情報と個人情報を入力して問い合わせます。

申込み後、買取店の査定担当者から連絡があり、概算の査定価格を提示してくれます。

この査定価格は前述の通り”概算”の金額であるため、実際に所有している車がいくらで売れるかは、査定を受けてから確定します。

概算価格を聞いて申込みを希望する場合は、出張査定の予約をします。

査定申し込みを行う際に車両情報以外に個人情報を必要とするのは、申込後に直接買取店から連絡を取る際に必要だからです。
また、住んでいる地域がわかることで査定までをスムーズに案内することもできます。

そして、車の売却を行う際には書類を提出する際や契約書面を交わす際に必ず個人情報が必要となるため、査定の申し込み時に個人情報が必要であることを理解しておきましょう。

必要な書類を準備する

査定後に売却することを想定して、事前に必要書類を準備しておきましょう。
事前に準備を済ませておくと、査定後の車の引き渡しや振込までスムーズに進められます。

必要書類として、普通自動車の場合は、

• 車検証
• 自賠責保険証明書
• 自動車リサイクル券
• 実印、印鑑登録証明書
• 自動車納税証明書
• 委任状、譲渡証明書

軽自動車の場合は、

• 車検証
• 自賠責保険証明書
• 自動車リサイクル券
• 認印
• 自動車納税証明書

を用意しておきましょう。

指定の日時に査定士が訪問

出張査定の予約をしたら、指定した日時に査定士が訪問します。

人によって訪問場所は違いますが、ほとんどの方は自宅のガレージか車のある場所です。

車を査定しやすい場所に出しておけば、スムーズに査定を始められます。

査定価格に納得できれば売買契約を結ぶ

業者は買取店の査定表をもとにして査定を行います。査定士は査定を行った後にデータを本社に送り、正確な査定価格を提示してもらえます。

買取店によっては、査定結果が後日になることもあります。

買取店が出す査定価格に満足できれば、実際に車の売買契約を進めます。

必要書類の提出と車両の引き渡し

用意しておいた必要書類を買取業者に提出したら、いよいよ愛車の引き渡しです。

引き渡す前に今一度、車内に私物が残っていないかをチェックするようにしましょう。

正しく振り込まれているか確認

車の売却は、即日買取などの当日に手渡しの場合を除いて、後日振り込みという場合がほとんどです。

そのため、買取金額の振り込みが間違いないか確認できれば取引完了です。

出張査定と店舗持込査定の違いは？

出張査定と店舗への持込査定とでは査定額に違いがあるように思えますが、**実際はほとんど差はありません。**両者の違いは、査定する場所です。

持込査定が買取店に車を持っていく必要があるのに対して、出張査定は自宅のガレージや車のある場所まで査定士に来てもらえます。

そのため、訪れる時間や手間という意味で大きな違いがあるでしょう。

出張査定と持込査定のメリットデメリット

出張査定と店舗持ち込み査定の場合に査定額に違いがないことは前章で確認できました。

では、それぞれのメリット・デメリットについても合わせて確認しましょう。

出張査定のメリット

出張査定のメリットは、買取店まで出向く手間を省けることです。

持ち込みとなれば、車を運ぶ手間がかかりますし、遠ければ大変です。車検切れや事故車で車を動かせない場合も、出張査定は最適です。

また、査定時間も短く、多くの場合は30～60分程度です。
データを本社に送った後、10分程度で査定結果がわかるため、スピード性にも優れているのもメリットです。

出張査定のデメリット

出張査定のデメリットは、自宅のガレージや駐車場など、査定してもらう場所を確保しなければならないことです。

賃貸にお住まいの方だと自宅にガレージのない方も多いですし、自宅以外に車が置いてあるならば、誰かに査定されていることを見られる可能性もあるでしょう。

そのため、それが気になるという方はデメリットに感じてしまうかもしれません。

持込査定のメリット

持込査定は出張査定とは違い、売却を依頼する側で査定してもらう場所を確保しておく必要がありません。

持込査定のデメリット

持込査定の一番のデメリットは、自分で車を運転して直接店舗へ届ける手間がかかるという点です。

また、車を店舗でそのまま売却した後だと、自宅までの交通手段を事前に調べておく必要があります。

そして、もし複数業者で査定を依頼して見積もりを取りたい場合には、移動の手間がかかってしまいます。

車の売却は出張買取と店舗への持ち込みのどちらがおすすめ？

出張買取がおすすめな人の特徴

出張買取がおすすめな人は、「買取店に車を持ち込むのが面倒」という方や「仕事が忙しくて時間が取れない」という方、「車検切れや事故車で車を動かせない」という方です。

出張買取であれば、わざわざ買取店まで車を持ち込む必要がなく、手間が大幅に省けます。そのため、仕事が忙しく時間を確保できない方にも利用しやすいでしょう。

また、車検切れや事故車の場合、公道を走ることができません。このように買取店に持ち込むことができない場合にも出張買取はおすすめです。

店舗持ち込みがおすすめな人の特徴

店舗持ち込みがおすすめな人は、**「自宅にガレージがない方」や「査定しているところを人に見られたくない方」**です。

出張買取であれば、査定スペースがないといけないため、自宅にガレージがない方には難しいと言えます

また、自宅や指定場所まで査定士に来てもらうため、どうしても誰かに査定している場面を見られることもあります。

そのため、査定しているところを知り合いなどに見られたくないという人には、店舗持ち込みがおすすめです。

持込一回で複数の業者に査定してもらう方法

高く売るためには業者同士を競合させるのが有効です。

その点を考慮すると、一括での出張査定が良いと言えるものの、しかし一括で出張を依頼することのデメリットもあるため必ずしも上手くいくとも限りません。

そこでおすすめのサービスと言えるのが、**カービュー×オートバックスの持込あんしん査定**です。

このサービスは、近くのオートバックスへと持ち込みをすることで、同時に数社から査定額を提示してもらえるというものです。

オートバックスが査定会場となるために自宅に買取業者を呼ぶ必要がありません。

したがって、色々な業者を自宅に呼ぶのは抵抗がある場合でも利用しやすいです。査定に参加しなかった買取業者に対しても、愛車の情報が公開され入札を受けることもできますので、より多くの査定額情報を集めることが可能です。

集められた査定結果はネット上で比較することができるため、熟慮の上で判断を下せます。買取業者を目の前にしている時のような焦りやプレッシャーもなくゆっくり考えられますので、早計な判断で後悔をするリスクも少ないでしょう。

気になる個人情報に関しては、売却する買取業者にしか伝わらないために、**営業電話が掛かってくる心配もありません。**したがって何社からも電話が掛かってきて煩わしい思いをすることはないです。

査定を受けた場合でも必ず売る必要もありませんので気楽に利用できます。売却は必須ではなく、金額に納得ができない場合のキャンセルの判断を下すのも自由です。

申し込み費用はもちろんのこと、キャンセルをする際にもお金は掛かりませんので安心して利用できます。

まとめ

車の手放し方によってお得に売れるかどうかが決まってしまいます。
したがってお得に売るためにはどのような売却方法が適しているのかしっかりと判断しなければいけません。

しかしながら、買取店舗への持ち込み、出張査定それぞれにメリット以外にもデメリットがあります。

安易な売り方をすると安値で手放す羽目になって損をするどころか、煩わしい思いをすることもあるのです。

そんな中、おすすめと言えるのがカービュー×オートバックスの持込あんしん査定です。
煩わしい手間がない上、お得に愛車が売れるシステムですので、ストレスなく上手に車を手放したい人にうってつけと言えます。

これまでのどんな車の売り方とも異なる画期的な売却方法で、これから車を売ろうと思っているオーナーは一度チェックしてみてはいかがでしょう。