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【買取店の代車貸し出し可否】サービス状況と利用時のポイントを解説

車の買取を依頼したとき、新しい車が納車されるまでの間の代車が必要になる場合があります。

このとき、買取店で代車を貸し出しすることはできるのでしょうか?

  • 買取店で代車を貸し出しできるか否かはケースバイケース
  • 大手買取店の多くが代車の貸し出しサービスをおこなっている

しかし、買取店のサービス方針や代車の在庫状況によるため、必ず借りられるとは限りません。 この記事では、代車の買取店による貸し出しサービスの概要や代車利用時の注意点を分かりやすく解説しています。 車の買い取り依頼を検討中の方はぜひ参考にしてください。

車を買取店に出したら代車を借りられる?

買取店に売却すると車がない期間があるのが困る…

車を買取店に出した場合に代車を借りられるか否かは、買取店のサービス状況次第です。

全体的な傾向としては、大手の買取店は代車貸し出しに対応しているお店が多い傾向にあります。

大手買取店の多くが代車の貸し出しに対応していることが多いのは、新しい車の納車を待っているうちに高値で売れるタイミングを逃してしまうケースが想定されるためです。

ただし代車の貸し出し可否は店舗や時期によって異なるため、まず買取を依頼しようと思っている店舗に代車を借りられるか否かを確認する必要があります。

また、代車貸し出しが可能だとしても無条件に借りられる訳ではありません。 最低限の条件は、その買取店に車を売却することです。

そのほか、貸し出し可能な期間・車種・利用時の条件などについて確認のうえ、貸し出ししましょう。

大手の自動車買取店の代車サービス状況

この章では、大手の自動車買取店の代車サービス状況をまとめてご紹介します。

貸し出しの可否をまとたものが以下の表です。

買取店 貸し出し可否
ガリバー
ビッグモーター
ネクステージ
T-UP
アップル
カーセブン 要確認
オートバックスカーズ 要確認
カーチス
ラビット
ユーポス
※「可」となっているブランドでも、在庫状況を店舗に確認する必要があります。

買取店ごとの対応は以下の章にて解説します。

ガリバー

ガリバーは、公式ホームページにて「一定期間、無料で代車を貸し出しています」と記載しています。

ガリバーは全国47都道府県に約460店舗を展開しており、それぞれの店舗に代車の在庫があります。 ただし、在庫状況は時期や店舗によって異なる点に注意が必要です。

ホームページにも「代車の数には限りがあります」と明記されているため、車を売るときに代車を借りられるか否かはその都度確認しましょう。

ビッグモーター

全国に約250店舗を展開するビックモーターでも、無料の代車貸し出しサービスをおこなっています。

条件は、車を売却したときに納車待ちの状態になっていることです。 ただし、ビッグモーターの代社貸し出しについての詳細はホームページには記載されていません。

具体的な在庫状況や貸し出し可能期間などは、個別に店舗に問い合わせる必要があります。

ネクステージ

愛知県を中心に全国に自動車買取店を展開しているネクステージでも、代車の貸し出しサービスに対応しています。 ネクステージの店舗数は、全国に282店舗です。

ホームページに明記されているわけではありませんが、ネクステージの公式ブログにて「代車の貸し出しサービスが無料でご利用可能」と掲載されています。 ブログには、車種を豊富にそろえていることもあわせて記載されています。

具体的な代車の車種や条件は店舗に直接問い合わせましょう。

トヨタノクルマ買取

トヨタが運営している中古車買取店として全国的に店舗を増やしているトヨタのクルマ買取は、ホームページ上で代車の貸し出しの可否を掲載していません。

ただ、トヨタのクルマ買取はトヨタのディーラーに併設されていることが多く、貸し出しを実施している店舗が多いようです。

公式情報ではないため確認は必要ですが、もし代車を借りられる場合、トヨタ車を代車として借りられる可能性が高いです。

アップル

中古車買取チェーンとして全国に252店舗を展開しているアップルでは、無料で代車を貸し出ししています。

公式ホームページに代車についてのサービス案内が記載されているわけではないものの、アップルの公式ブログにて代車の貸し出しが可能であることが掲載されています。

ただし、アップルでも代車が全て貸し出し中になっている可能性があるため、在庫状況を確認するようにしましょう。 特に繁忙期は代車の在庫が不足しがちのため要注意です。

カーセブン

全国に約150店舗を展開するカーセブンは、代車の貸し出しについてホームページで明記していません。

しかし、カーセブンのブログ「SEVEN’S MAGAZINE」にて、車検に出したとき・修理に出したとき・納車を待つときの3つのケースに該当する場合は、代車を借りられる場合が多いと記載しています。

あくまでも一般論としての記載ではありますが、カーセブンでも代車の貸し出しサービスをおこなっている可能性が高いです。

SNSにもカーセブンに車を売却して納車までの間に代車を借りられたとの口コミが多数投稿されています。

オートバックスカーズ

自動車用品大手のオートバックスグループの中古買取店オートバックスカーズは、全国に393店舗を展開しています。

運営母体が日本を代表する大手企業ということもあり、代車の貸し出しをおこなっている可能性は高いのですが、オートバックスカーズの代車貸し出し可否についてホームページでの記載がありません。

代車を借りたい方は、店舗に問い合わせた方がよいでしょう。

カーチス

中古車買取店として35年の実績をもつカーチスは、ホームページにて「代車無料貸し出しサービス」をうたっています。

ただし、条件や在庫数などについてホームページ上に掲載があるわけではないため、詳細は店舗に確認しましょう。

特に、カーチスでは同一の店舗で車検の代行もおこなっています。 代車の在庫数に限りがある場合、車の売却よりも車検を希望する方に優先的に代車が手配される可能性もあるため、要注意です。

ラビット

オートオークションの大手である株式会社ユー・エス・エスが運営するラビットでは、代車を「ご用意している」とのことです。

ホームページにも掲載されているため、代車が用意可能であることが掲載されています。

同時に「利用状況によりご用意できない場合もあります」と記載されているため、貸し出しの可否は店舗に確認をとってから判断しましょう。

ユーポス

関西地区からスタートして、現在では全国に店舗を展開するユーポスでは、車売却時の代車を用意しています。

ただし、貸し出しの可否については、他のブランドと同様店舗の在庫状況次第です。

代車が必要な場合は、電話などで店舗の在庫状況を確認しましょう。

車買取店で代車を借りるときの基本的な流れ

代車を無料で貸し出してくれる買取店はどこ?

この章では、車買取店で車を売却する際の流れをご紹介します。 代車の貸し出しを依頼する点も含めて記載しているので、以下の流れに沿って売却を進めましょう。

愛車の情報を確認する

愛車を売却する際には、売るための基本情報を確認する必要があります。 項目は以下のとおりです。

  • メーカー
  • 車種
  • グレード
  • 年式
  • 初年度登録年月
  • 走行距離
  • カラー
  • 外装や内装の状態
  • 装飾品
  • 修理や事故の履歴

情報を正確に記録して買取店に伝えることでスムーズに売却手続きを進められます。

見積もり査定を依頼する

必要な情報がそろったら、車の買取店に見積もりを依頼します。

見積もり依頼において最も重要なことは、どこの店舗に依頼をするかです。 査定や売却手続きの大半は買取店がしてくれるため、必要事項を伝えるだけでスムーズに手続きを進められます。

見積もりを依頼する場合には、買取手続きにそなえて車検証・印鑑・委任状なども用意しておきましょう。

代車についての交渉をする

買取店から具体的な買取価格が提示された後で、代車についての交渉をします。

代車について交渉すべき内容は以下のとおりです。

  • 在庫の有無(借りられるか否か)
  • 費用
  • 車種
  • 貸し出し期間
  • キズや事故が生じた場合の対応方法

代車貸し出しの条件は、ケースバイケースなので、必ず一つひとつ漏れのないように確認しましょう。

車売却・代車を借りる

買取店の規定に従って、代車貸し出しを申請します。 規定に沿って対応をしないと費用を請求されることもありうるため、要注意です。

新車が納車されるまでの貴重な交通手段として、借りた代車は安全に運転しましょう。

車買取店で代車を借りるときのチェックポイント

次の車を購入する販売店で借りることもできる?

車買取店で代車を借りる際には、チェックポイントを押さえておきましょう。 確認すべき点を怠ると後からトラブルになるリスクもあるため、要注意です。

借りる前に代車の状態を注意深く確認しておく

最初に確認しておかなくてはならないのは、貸し出し時の代車の状態(キズや塗装の状態・ガソリン残量など)です。

というのも、返却時に代車にキズがついていたり、塗装がはげていたりした場合に、修理・修繕費用を請求される可能性があるためです(実際には、借主の自動車保険を使って負担することになります)。

貸し出し時の状態を正確に把握しておかなければ、返却時に身に覚えのないことで請求される危険性があります。

車の状態を確認したら、自分自身だけでなく販売店のスタッフと情報を共有して、食い違いのないようにしましょう。

貸し出し期間を把握しておく

車の買取店で代車を貸し出し期間について、あらかじめ確認しておきましょう。

一般的に無料で代車を借りられる期間は、1週間~1ヶ月程度です。

サービスとして貸し出し期間を設定している大手買取店も、基本的にホームページでは「一定期間貸し出します」といったように具体的な日数は明記していません。 実際には、店舗の規定や状況によって貸し出し期間が異なるため、必ず何日間借りられるのかを具体的に確認しましょう。

期間が長期化すると、代車の無料貸し出しが有料に切り替わる場合もあります。 その場合、目安として1日あたり5,000円程度の費用を請求されるため、納車の時期などと照らし合わせて確実に確認をしましょう。

代車の交渉は査定完了後におこなう

代車の交渉は、買取の査定が完了して金額が確実になった後におこないましょう。

査定額が具体的に提示される前に代車貸し出しについての交渉をした場合は、査定額に影響してしまう可能性があるためです。

条件が確定した後で、最後に代車貸し出しについての詳細を確認すれば、有利な条件で手続きを進められます。

車買取店で代車を借りる際の注意点

この章では、車買取店で代車を借りる際の4つの注意点を解説します。 食い違いによるトラブルを防ぐために必ず押さえておきましょう。

買取をキャンセルしたときに費用を請求されることがある

車買取店で代車を借りた後に買い取り依頼をキャンセルした場合には、代車の費用を後から請求される場合があります。

そもそも買取店の代車貸し出しサービスは、車の買取の依頼者のためのサービスであるためです。 売却をキャンセルする事情や理由があったとしても、代車の日数分程度の費用負担が生じるのは当然のことといえるでしょう。

請求額は、一般的には「レンタカーの1日あたりの費用相場(5,000円程度)×貸し出し日数分」が目安です。

代車のキズ・事故には保険で対応しなくてはならない

代車を借りた後に、キズや破損が生じた場合には、借主が自分自身の保険を使って修理費用を負担することになります。 実費として費用を負担するわけではないものの、等級がマイナスになってしまうことを把握しておきましょう。

どの程度のキズ・破損を修理するのかは、買取店スタッフの規定に基づいての判断になるため、自分自身では「修理が必要なほどのキズではない」と考えた場合でも、対応を要求されるケースがあります。

そのため、代車は普段以上に慎重に運転・管理するように心がけましょう。

代車の車種は選べない

代車の車種は、基本的には選べません。

買取店によっては、事前に在庫のある車種を教えてくれたり、融通を利かせてくれたりする場合もあるかもしれませんが、代車を自由に選べないケースの方が一般的です。

仮に代車の車種についてある程度融通がきく場合は、乗りたい車を選ぶのではなく安全に乗れる車を選びましょう。 事故のリスクを減らすためにも、ご自身が運転したことのある車種や売却する車に近い車種がおすすめです。

返却時にはガソリンを補充する

代車は、できるだけ借りたときの状態で返却するのがマナーです。

例えば、借りたときにガソリンが満タンに入っていた場合は、満タンにした状態で返却します。 満タンでなかった場合は、ご自身が使用した分のガソリンを補充すれば問題ありません。

補充しないまま返却した場合にどのような対応を取られるかは買取店によって異なりますが、ガソリンを入れてくるように依頼されるケースもあります。

車買取店で代車を借りられなかったときの対処法

この章では、買取店が代車貸し出しのサービスをおこなっていなかったり、在庫がなかったりといった理由から代車を借りられない場合の対処法をご紹介します。

購入予定の販売店に代車を借りられないか確認する

購入する車をすでに契約している場合などは、ディーラーや自動車の販売店で代車を借りられる可能性が高いです。

ただし、買取店での貸し出しと同様、代車の車種やグレードは選べないのが一般的です。

また、無料で借りられる期間はおよそ1ヶ月間程度であり、貸し出し期間が長期化した場合は販売店での代車貸し出しも有料での案内になるでしょう。

レンタカー・カーリースを検討する

代車を借りられない場合には、レンタカーやカーリースを利用することも可能です。

利用期間が数日であれば有料で代車を貸し出しした方がお得ですが、長期で代車が必要な場合はマンスリーレンタカーや短期のカーリースの方が費用を安く抑えられます。

<貸し出し費用の比較>

| | レンタカーの1日プラン | マンスリーレンタカー | 短期カーリース | | ------- | ------ | ------- | ------ | | 1日の料金| 5,000円〜 | - | - | | 1ヶ月の料金 | - | 25,000円〜50,000円 | 15,000円〜60,000円 |

短期カーリースは、初期費用として保証金などが必要な場合もあるため、詳細の条件を確認したうえで、ご自身に合ったサービスを検討しましょう。

一括査定を使えば代車を借りられる買取店の見積もりを依頼できる

「車はできるだけ高いときに売りたい」 「でも、車を手放すと交通手段がなくなってしまうから困る」

このような悩みを持つ方には、代車が必要です。

その際、無料で借りられなければせっかく車が高く売れても意味がなくなってしまうため、無料で代車を借りられる買取店を探したいものです。

車売却の一括査定サイトを利用すれば、効率よく地域の買取店の査定額を比較できます。 希望条件に合った査定額の業者のなかから、代車についての交渉を進められるので、代車の車種などにこだわりのある方にもおすすめです。

代車の車種や条件などは、店舗ごとには規定があるものの、複数の店舗を同時に比較できれば希望を叶えられる可能性は高まります。

また、車の査定に関しても「高く売りたい」「早く売りたい」など一括査定サイトを活用すれば、希望の条件で車を売却できる可能性が高まります。

まとめ

多くの車買取店が、売却時に代車の貸し出しをおこなっています。 代車貸し出しは「納車までご自身の車がなくなって困ってしまう」との悩みをおもちの方に役立つサービスです。

代車の在庫状況や貸し出し条件は、個々の買取店によってそれぞれ異なるため、査定額が確定した後で直接店舗に詳しく確認しましょう。

「車選びドットコム」は、愛車の査定額を手軽に確認できる一括査定サービスです。 信頼性の高さが魅力の査定サービスで、多くの買取店が参加しているため、代車の貸し出しなどの条件にこだわって買取業者を選びたいとお考えの方は、ぜひご利用ください。

まずは愛車の値段を調べてみよう

愛車を少しでも高く売りたいとお考えの方は、一括査定サイトで愛車の価格を調べるのがおすすめです。

車選びドットコムの一括査定なら、愛車の情報を1回入力するだけで近くにある複数の買取店へ一括で相見積もりできます。 あとは査定額を比較して一番高く売れる店舗で売却するだけ!もちろん、査定額に満足できなければ売却する必要はありません。

愛車の本来の価値を知るためにも、まずは値段を調べてみましょう!

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