【解決】車査定0円でも諦めない!査定額アップの対策法とは?
「傷もなくきれいな状態なのに、どうして0円なのだろう」
大切に乗ってきた愛車の査定で低い評価を受けるのは、非常に悲しいことです。
しかし、一度の査定で諦める必要はありません。 0円査定の理由を把握し、売却する業者を比較検討することで、査定額の大幅アップが見込める可能性もあります。
査定額0円⁉車買取で値段が付かない4つの理由
車の売却には、ディーラーでの下取りと買取業者による買取の2つの方法があり、それぞれ売却後の流通経路が異なります。
・ディーラーでの下取り後:同メーカーの車を取り扱うレンタカーショップに卸されたり、オークションを経てほかの中古車取扱店で販売されたりする ・買取業者が買取した後:そのまま中古車として販売されたり海外に輸出されたりする、あるいは分解してパーツとして売りに出される
いずれも買い取った車を別の商売に活かして利益を生んでおり、下取り・買取の価格はこの利益に見合うことが前提条件となります。
以上をふまえ、0円査定の理由をひも解いていきましょう。
年式が古すぎる
年式とは、その車が製造されて登録された日(車検証にある初度登録年月)を指します。
車は、一般的に年式が古いほど価値が下がり、初度登録年月から10年以上が経過した車、つまり10年落ちの車はほぼ値段が付かないとされています。
年式の古さはパーツや各部位の劣化とイコールであると判断されやすいため、中古車としてのニーズやパーツの規格といった観点からも、査定額が付かなくなる可能性が高まるといえるでしょう。
ただ、年式のみが0円査定の判断基準となるわけではありません。
良いコンディションを保てていれば、15年~20年落ちであっても、相場以上の査定額が提示されるケースがあります。 また、中古車市場でマニアから支持されている希少価値の高い車であれば、高額査定を期待できる場合もあります。
古さを理由に諦めず、付属品を提出したり費用がかからない範囲で車内のメンテナンスや清掃を行ったりして、査定時の印象アップを図ることが大切です。
走行距離が長すぎる
走行距離を重ねると、車の心臓とも言えるエンジン部分や足回りの摺動(しゅうどう)部品、電装系の部品などの劣化が激しくなり、「故障しやすい車」としてニーズが低くなります。
買取業者が買い取る際も、中古車として販売するために部品を交換する必要がある場合に余計なコストがかかるため、査定額への影響は十分に考えられます。
メーターの改ざんによる走行距離の偽装は、車のプロである買取業者には当然すぐ見抜かれ信頼を失うことになりかねないため、行うべきではありません。
消耗した部品を交換することで査定額が上がる可能性はありますが、交換費用が査定の上乗せ分を上回ることもあり得るため注意が必要です。
リスクの高い事故車・水没車である
事故車は中古車としての価値が低く、無事故車に比べ格安で販売されるのが一般的です。
事故や水没の痕跡がある車を再販しようとすると、整備や修理にかかる費用負担が大きくなるため、販売する際の利益分を考慮しても査定額が付かないケースがあります。
ただ、事故車でも売却先次第で査定評価が大幅に変わる可能性もあるため、一度の査定で諦めず、複数の業者を比較検討することが大切です。
詳しくは、下記の「【業者別】車査定で0円がつく理由と対処法」をご覧ください。
走行不能な不動車・放置車両である
故障で走行できなくなった不動車や、長年エンジンをかけず雨風にさらされていた放置車両なども、買取依頼には出せますが0円査定を受けるケースが多いといえるでしょう。
長期間動かしていない車は、外装や内装、部品の劣化が激しく、分解してパーツとして売りに出すこともできない状態になっていることが多々あります。 買取業者からすれば利益を見込めない車であるため、査定額が付かないどころか、レッカー代がプラスされ費用を請求される可能性も考えられます。
ただし、走行不能の理由が物理的なものではなく「車検切れ」であった場合、故障して走れないのとは状況が大きく異なるため、車の状態によって一定の評価を受けられるでしょう。
車検切れの車の買取依頼については、こちらで詳しく解説しています。 →「【買取依頼可能】車検切れの車で査定額アップを狙うポイントとは?」
条件クリアでも0円?壊れていないのに車査定で値段が付かないケース
先述した0円査定の条件に一部当てはまるものの、走行にまったく問題がない車でも、以下の2つに該当する場合は査定額が付かない可能性があります。
- 再販するのに整備が必要
- 廃車手続きが必要
査定を依頼する業者の選択にも影響するため、これらの理由も把握しておきましょう。
再販するのに整備が必要
十分に走行できる車であっても、購入したいと思えるほどの魅力がなければ商品として成り立ちません。
再販できる程度の人気がある車種でも、経年劣化などによって外装修理をはじめとする整備が必要な部分が多数あった場合、その費用を差し引くと査定額が付かないケースがあります。
買取業者は、利益を十分に確保できるよう慎重に査定額を決定します。 そのため、希少価値があり高額で売れることが確実な車でない限り、整備が必要な車の査定額が0円、あるいはそれに近い価格となるのは致し方ないでしょう。
廃車手続きが必要
買い手が見込めない不人気車種や中古車としての価値が低い事故車の場合、買取業者は中古車としての販売以外でその車に利益を見出す必要があります。
車として販売せず、分解してパーツとして流通させるなどの手段をとる場合は、使用しなくなった車の登録を抹消する「廃車手続き」が必要です。
廃車手続きには費用がかかるため、何らかの方法で車を換金できたとしても、その費用を相殺する程度にしかならないこともあります。 買取業者は損失を出さないよう十分なマージンを確保して買取額を決定するため、廃車手続きが必要な場合は0円で引き取るのが限界となり、場合によっては廃車費用を請求されることもあります。
【業者別】車査定で0円が付く理由と対処法
0円査定が付く理由は、買取を依頼する業者や査定の方法によっても異なります。
- 大手買取業者
- Web査定
- ディーラー
各業者での査定で0円が付く理由と、それぞれの対策法を解説します。
大手買取業者
大手買取業者では、一般的に買取した車を自社工場で整備し、中古車として販売しています。 したがって、買取や整備、管理などにかかるコストと売り上げを比較したうえで、買取から販売までの取引を完結させても利益が見込めない車には査定額が付きません。
また、コストの中に人件費や広告費が上乗せされている可能性がある点も、大手の特徴といえるでしょう。
大手買取業者で0円査定を受けた場合は、ほかの中堅業者に買取を依頼するか、ディーラーでの下取りの検討をオススメします。
コンパクトな経営をしている中堅業者であれば、コストに上乗せされる人件費や広告費などが大手ほどかからないため、少しの利益を見込んで査定額を提示してもらえるケースがあります。 また、ディーラーにとって新規の車の購入というメリットがある下取りに関しても、ある程度の値段が付く可能性があるでしょう。
0円査定を受けた場合は、次の業者への交渉をスムーズに行うため、査定理由を確認しておくことも大切です。
Web査定
24時間365日気軽に申し込めるWeb査定では、実店舗よりも0円査定が出やすいとの意見が見受けられます。
Web査定で必要となるのは、年式や走行距離、車種、カラーなどの情報のみです。 入力は簡単ですが、車体についた傷やへこみ、内装の清潔さ、エンジンの調子などの条件は加味されないため、実店舗での査定額との間に大幅な差が生じることも少なくありません。
Web査定の結果が高かったにもかかわらず実店舗での査定が低かった場合、クレームにつながる恐れがあるため、過走行車や年式の古い車などの市場価値が低い車は、一律0円の査定結果が出るシステムになっていることも多いようです。
Web査定で査定額が付かなかった場合は、あくまで参考程度に捉え、より細かな部分までが評価対象となる実店舗での査定を受けてみましょう。 年式が古くても状態が良かったり、価値の高いパーツが装着してあったりする場合、プラス査定を受けられる可能性も十分考えられます。
また、輸入車専門や軽自動車専門など、特定の車に特化した買取業者に査定依頼することで高値が付くこともあるため、Web査定のみで諦めず複数の業者を比較検討しましょう。
ディーラー
ディーラーでは、新規の車の購入を前提とした下取りが行われます。
下取りした車の多くは中古車オークションに出品されるため、中間マージンなどのコストがかかり、買取と比べ査定額が低くなる傾向にあります。 他メーカーのパーツに高値が付きにくい点や、流行などで変動する市場価値の影響を受けにくい点も、ディーラーでの下取りの特徴です。
また、事故によって大きな損傷を受けたり故障などのトラブルを抱えていたりする車は再販が難しいため、買取を拒否されることもあります。
ディーラーの下取りで0円査定を受けた場合は、より高値を期待できる買取の検討をオススメします。 買い替えをスムーズに行うため下取りで処理したい場合は、新規の車につけるオプションのサービスなど、下取りの増額以外の面で少しでもプラスになるよう交渉してみるのもよいでしょう。
0円査定が覆る可能性も!車買取依頼には一括査定がおすすめ
買取業者に査定を依頼して0円査定を受けた場合でも、一括査定を利用して複数の買取業者を比較することで査定額が付く可能性があります。
買取業者の中には、SUVや軽自動車など特定の車種の販売ルートを多く確保している業者や、分解しパーツとして販売することを得意とする業者などもあります。
複数の買取業者を比較し、0円査定を受けた車にも価値を見出し買い取ってくれる業者が見つかったケースもあるため、一度きりの査定で諦めず、一括査定を積極的に利用してみてはいかがでしょうか。
一括査定なら、「車選びドットコムの一括査定」がオススメです。 買取業者の口コミや買取実績を見ながら、複数の買取業者にカンタン一括申し込みが可能です!ぜひご検討ください!
また、事故車であることから、年数や走行距離はそれほど重ねていないにもかかわらず0円査定を受けてしまったケースには、「車選びドットコムの事故車買取」もオススメです!
事故車買取に特化した複数の買取業者に一括査定を申し込めるうえ、海外を含めた多様な販売チャネルを確保しているため、まったく動かない車でも買取が可能です。
サイトの買取実績から事故車の買取相場も見られますので、ぜひ一度チェックしてください。
車を売却する際の流れはこちらの記事でご紹介していますので、あわせてご一読ください。 →「【初めての方でも安心】車を売却する際の流れと必要書類を徹底解説」
一括査定でも0円|そんなときは『廃車買取業者』に相談を!
一括査定でも値段が付かなかった場合は、廃車を専門に扱う業者に相談するのがオススメです。
年式の古さや過走行、事故車などの査定額が付きにくい車をうまく換金するノウハウを持っているため、中古車の買取と販売のみを行っている業者と比べ、高額査定を受けられる可能性が高くなります。
中古車や廃車を解体し回収されたリサイクルパーツには、製造されなくなった車の修理用部品としての価値があるため、部品ごとに買取依頼可能な業者を選ぶのもよいでしょう。
廃車の買取をご検討中の方には、「車選びドットコムの廃車買取」がオススメです。
こちらのサイトでは、一般的に0円査定になりやすい不動車や水没車、故障車や過走行車などの買取も積極的に行っています。 走行不能な車で廃車手続きが必要とされる状況を想定しているため、レッカー移動や廃車手続きの書類作成代行はすべて無料です。
廃車買取業者の特徴
「車選びドットコムの廃車買取」には、以下のような特徴があります。
- オペレーターによる無料サポート
- 全国各地での買取対応
- 不動車・過走行車の買取実績が豊富(数十万円の高値で買取した例も)
- 自動車税未納の車・放置車両・所有者が亡くなった車の廃車手続きなどにも対応可能
「電話・Webフォームでの申し込み→査定→契約手続き→車の回収」の簡単なシステムで、査定依頼から売却までスムーズに行えるのも魅力です。
乗らなくなった車や処分に困っている車の廃車手続きにおいて総合的なサポートを受けられる点で、優れているといえるでしょう。
廃車買取が可能な理由
「車選びドットコムの廃車買取」の強みは、海外への販売ルートを多く確保している点です。 国内では市場価値の付きにくい過走行車や事故車であっても、発展途上国を中心とする海外では高い人気があり、売却が可能なケースも多々あります。
また、車としての価値が0円であっても、鉄資源・中古パーツ・海外輸出車としての価値が残っている場合、使えるパーツを選んで売却し換金するシステムを備えているため、他社で0円査定を受けた車でも評価額アップが期待できます。
少なくとも廃車費用を含めて0円以上にすることを保証しており、廃車費用がプラスでかかる心配もありません。
まとめ
0円査定が付いたときにやるべきことは、一括査定と廃車買取業者への相談の2つです。
愛車の査定額が付かなかった場合も慌てず、一括査定を利用して買取業者を冷静に比較しましょう。
廃車費用やレッカー移動費用などがかかることを想定してマージンを多めに設定している業者や、廃車寸前の車の販路を持っていない業者も多数あるため、業者の選び方次第で0円から数十万円に査定が跳ね上がることもあります。
それでも値段がつかない場合は、「車選びドットコムの廃車買取」にご相談ください。
まずは愛車の値段を調べてみよう
愛車を少しでも高く売りたいとお考えの方は、一括査定サイトで愛車の価格を調べるのがおすすめです。
車選びドットコムの一括査定なら、愛車の情報を1回入力するだけで近くにある複数の買取店へ一括で相見積もりできます。 あとは査定額を比較して一番高く売れる店舗で売却するだけ!もちろん、査定額に満足できなければ売却する必要はありません。
愛車の本来の価値を知るためにも、まずは値段を調べてみましょう!
当サイトは株式会社ファブリカコミュニケーションズ(東証スタンダード上場 証券コード:4193)が運営しています。


メーカーを選択
車種を選択
年式を選択
- 2023年(令和5年)
- 2022年(令和4年)
- 2021年(令和3年)
- 2020年(令和2年)
- 2019年(令和1年)
- 2018年(平成30年)
- 2017年(平成29年)
- 2016年(平成28年)
- 2015年(平成27年)
- 2014年(平成26年)
- 2013年(平成25年)
- 2012年(平成24年)
- 2011年(平成23年)
- 2010年(平成22年)
- 2009年(平成21年)
- 2008年(平成20年)
- 2007年(平成19年)
- 2006年(平成18年)
- 2005年(平成17年)
- 2004年(平成16年)
- 2003年(平成15年)
- 2002年(平成14年)
- 2001年(平成13年)
- 2000年(平成12年)
- 1999年(平成11年)
- 1998年(平成10年)
- 1997年(平成9年)
- 1996年(平成8年)
- 1995年(平成7年)
- 1994年(平成6年)
- 1993年(平成5年)
- 1992年(平成4年)
- 1991年(平成3年)
- 1990年(平成2年)
- 1989年(平成1年)
- 1988年(昭和63年)
- 1987年(昭和62年)
- 1986年(昭和61年)
- 1985年(昭和60年)
- 1984年(昭和59年)
- 1983年(昭和58年)
- 1982年(昭和57年)
- 1981年(昭和56年)
- 1980年(昭和55年)
走行距離を選択
わからない場合は「不明」を選択してください。