7人乗りの車人気ランキング
7人乗りの人気車ランキングとライターおすすめの車をご紹介します。
大半が「2+2+2」というレイアウトになる6人乗りとは異なり、「2+2+3」というシート配列が多い7人乗りは、ミニバンを中心にSUVも含めると多くの選択肢があります。なお、3列シートミニバンの多くは、7人乗りと8人乗りを設定しています。
さらにサイズもコンパクトから大型モデルまで比較的多く揃っていて、ニーズに応じて多彩な選択肢から選べるのが魅力です。
5位:三菱 アウトランダーPHEV
キャンプなどの趣味で最高の相棒になり、災害にも安心のオールラウンダーモデル。

2021年12月に発売された新型アウトランダーは、日本向けはプラグインハイブリッド車のPHEVのみとなっています。
先代の3列シート車はガソリンエンジン車のみで、全面改良によりPHEVでも待望の3列シート化を実現。PHEVは給油できれば航続距離への不安はなく、日常使いはEVとしてまかなえます。
20kWhの大容量となる駆動用バッテリーを搭載し、一充電あたりの航続距離は87km。モーターを前後に配置するツインモーター4WDで、三菱が得意とする4WD制御(S-AWC)により、オフロードでもコントロールしやすいのも美点です。
筆者は、エコタイヤを履く試乗車で滑りやすいオフロードコースを走らせる機会がありましたが、走行モードを「NORMAL」にしたままでも容易に走破してくれました。未舗装路向けの「GRAVEL(グラベル)」、泥濘路向けの「MUD(マッド)」、「SNOW」などの走行モードをダイヤル操作だけで容易に選択できます。
降雪地域の方はもちろん、多彩なアウトドア、アクティビティにも対応してくれるほか、100V AC電源(1500W)により災害時やキャンプなどで家電が使えたり、スマホなどの充電ができたりします。気になる3列目は、大人だと非常用の域は出ません。身長171cmの筆者の場合、体育座りのような膝が立ち気味の姿勢にあり、頭が天井に付いてしまいます。それでも小柄な方や子どもであればイザという時に座ることができます。
4位:日産 セレナ
主力モデルの「e-POWER」は100%モーター駆動のスムーズな走りが可能。

ライバルのトヨタ ノア/ヴォクシー、ホンダ ステップワゴンに続き、2022年内あるいは来年には新型になるのでは?という憶測が流れているのが日産 セレナです。
5代目の現行型は2016年8月の発売で、6年近く経っています。さて、現行セレナは「スマートシンプルハイブリッド」と呼ぶ簡易ハイブリッドと、主力の「e-POWER」を設定。後者は、エンジンで発電し、100%モーターで駆動するシリーズハイブリッドの1種類。バッテリーEV(BEV)とは異なり、基本的にエンジンが始動するためBEVほどの静粛性は望めませんが、ガソリンエンジン車のように給油することで航続距離を確保。
さらに、モーター駆動ならではの発進時からのスムーズな加速、力強い加速フィールが魅力で、減速時はエネルギーを回生し、バッテリーに充電されます。また、モーター駆動の緻密な制御により、雪上などでもコントロールしやすい利点もあります。なお、「e-POWER」は7人乗り、2WDのみの設定で、先述したようにセレナの売れ筋モデルになっています。
箱型ミニバンらしく3列目も実用になる足元、頭上空間を備えていて、ファミリーに最適なミニバンの1台です。
3位:トヨタ アルファード
登場から7年が経っても手堅く売れ続けるミニバンの王者

サードシートまでの居住性を重視するならトヨタ アルファード、日産 エルグランド、メルセデス・ベンツ Vクラスなどの大型ミニバンがまず頭に浮かびます。
ミドルサイズの三菱 デリカD:5もまさに箱型を活かし、比較的余裕のある3列目の足元、頭上空間を確保しています。なお、アルファードも多くのミニバンと同じように、7人乗りのほか、2列目がベンチシートになる8人乗りも設定しています。
トヨタ ヴェルファイアが「GOLDEN EYESⅢ」という特別仕様車を残した状態になっているのに対し、トヨタ アルファードは登場から7年が経っていますが、自販連の販売ランキングで今もベスト10の常連になっています。
周囲を威圧するような押し出し感が幅広い層に受けているようです。インテリアはさすがに少し古さを抱かせるものの、豪華な応接間のようなゴージャス感を備えるだけでなく、ビジネスクラス顔負けの「エグゼクティブラウンジシート」などを設定し、VIPニーズにも応えています。
シートアレンジがしやすいのは「リラックスキャプテンシート」で、830mmのロングスライドにも対応。さらに、3列目を跳ね上げて、2列目を前寄りにスライドさせれば広大な荷室空間が広がります。
走りの質感はパワートレーンを問わず、高級車そのものというレベルに達していて、3列目まで高い快適性を享受できます。3.5L V6エンジン車を選べば、豪快な加速を堪能できます。
2位:ホンダ ステップワゴン
ヒット作になる予感に満ちている新型。良好な視界とスムーズな走りが光る。

新型にスイッチしたばかりの現行型ステップワゴンは、先祖返りともいえる初代、2代目あたりの雰囲気をまといながら、最新技術により大幅な進化が図られています。
筆者はクローズドコースの街中を模したコースで走らせているのみ(2022年6月時点)ですが、2モーターハイブリッド「e:HEV」のスムーズな加速フィール、ワイドで良好な前方視界が印象的で、限定的な走行の中でも高いボディ剛性感により3列目まで快適な乗り味を実現しているのを確認できました。
「ホンダ史上最大の室内空間」を謳うだけあり、2列目はもちろん、サードシートの頭上、足元空間も広く余裕があります。3列目は床下格納式を踏襲。ライバルが左右跳ね上げ式を採用するのに対し、力を使わずに容易に格納できるほか、3列目格納時は斜め後方の視界も良好そのもの。
さらに、先代はテールゲートに横開き機能も追加した「わくわくゲート」が特徴でしたが、通常のテールゲートになり、デザイン面も含めてライバルのトヨタ ノア/ヴォクシーを販売面でも猛追できるのかにも注目です。
歴代ステップワゴンの中には、ホンダらしく走りに注力したり、独自装備にこだわったりと、ユーザーニーズを的確に捉えることができていなかったモデルもありましたが、ミニバンの王道といえる作りで、新型は初代、2代目のようなヒットモデルになりそうな資質を備えています。
1位:トヨタ ノア / ヴォクシー
ミドルサイズミニバン史上、最高レベルの乗り心地の良さ。

「最新鋭の装備は、高級車から採用する」という常識を覆したのが、新型にスイッチしたばかりのトヨタ ノア、ヴォクシーです。
トヨタでも異例となる3代続けてチーフエンジニアを務める水間英紀氏も「やり尽くした」と手応えを披露してくれました。機械仕掛けの「からくり」を活用した「ユニバーサルステップ」や「フリーストップバックドア」などのアイディア装備も採用することで、厳しい原価低減に対応しながら使い勝手を向上させています。
新型の美点は、背の高いミニバンとは思えないほどの群を抜く乗り心地の良さ。街中中心であれば静粛性も高いレベルを実現しています。操舵に対してボディの追従性もスムーズで、ミニバン作りに長けたチーフエンジニアに率いられただけのことはあります。
ハイブリッド車に4WDのE-Fourが設定され、雪国の人も選びやすくなりました。その「THS」と呼ばれるこのハイブリッドは最新世代に切り替わっていて、スムーズな走りやEV度合いが高まっています。さらに、ハイブリッドシステムが最新世代になったことで、補機バッテリーがラゲッジ床下からエンジンルーム内に配置換えが可能になり、荷室床下に大きな収納スペースも確保されています。
そのほか、23.4km/Lに達するハイブリッドの燃費や最新世代の安全装備、ドライバーサポート機能も用意されていて、全方位隙のない仕上がりになっています。

塚田 勝弘|つかだ かつひろ
自動車雑誌、モノ系雑誌の新車担当編集者を約10年務めた後に独立し、フリーランスライターとしても10年が経過。自動車雑誌、ライフスタイル雑誌、Web媒体などで新車試乗記事やカーナビ、カーエレクトロニクスなどの記事を展開している。
7人乗り中古車月間販売台数ランキング
更新日
- 中古車価格
- ー万円
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- 278万円〜1,579万円
- 中古車価格
- ー万円
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- 240万円〜429万円
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- 185万円〜2,445万円
- 中古車価格
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- 266万円〜838万円
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- 198万円〜389万円
- 中古車価格
- ー万円
- 新車価格
- 164万円〜360万円
- 中古車価格
- ー万円
- 新車価格
- 215万円〜473万円
※「車選びドットコム」7人乗り中古車月間販売台数を元に作成。
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